人前で話すのが苦手な人は、「失敗してあたりまえ」という前向きな気持ちで。(30分間プレゼン)
初心者のプレゼンやスピーチは、まずそんなにカッコよくバッチリ決まるというわけにはいきません。
それであたりまえ。
失敗してあたりまえ。
そう考えると、少し気分が楽になります。
30分間のプレゼンに初挑戦
初心者のためのプレゼン勉強会でポイントを学んだ私は、本日、30分のプレゼンに臨んできました。
“個人の生き方を考える”ヒキダシスト石崎公子さんが主催する勉強会 Club Zakkyで、自分が提供しているサービス「文章術レッスン」について、7人の前で約30分、話をしてきたのです。
スライドは使わず、要旨を書いた紙資料を見てもらいながら、話をするというかたちを取りました。プレゼン勉強会で学んだことを十二分に反映させることはできませんでしたが、可能な範囲で盛り込みました。
反省点てんこ盛り!
準備してきたこと、話したいことは、ひととおり話せたと思います。が。
話し終わった瞬間、「やっちまったあああ」と思いました。
- 資料が文字だらけ
- 話し方が結構しどろもどろ
- 質問を適宜投げかける予定だったのに、忘れてた
反省点が山盛りです。やはり練習はしておくべきでした。
中でも我ながら「いかがなものか」と思ったのは、この30分のプレゼンは、そもそも先日のプレゼン勉強会で、4分間のプレゼンのために書き出したメモをもとに、構成したものだったということ。
4分しゃべるつもりのネタ出しで、30分?
あまりにも、時間の配分というものがわかってなさすぎる!
「文章を書くためのヒント」で語ったところの、「広げる」だけ広げて、「削る」という作業ができていない。
うん。話したいことが結構たくさんあるのは、自分でもわかったから。
思った以上の反応
恥じ入るばかりなんですが、しかし、恥をかきながら一生懸命話すことで、私は思っていた以上の反応をいただくことになりました。
今回話を聞いた人に、
- 自分の「文章術レッスン」に興味を持っていただきたい。
- その内容について、評価やアドバイスをいただきたい。
- 「文章術レッスン」を始めた自分の経緯や試みを、何かの役に立ててほしい。
それが、今回のプレゼンで私が目指したことでした。
結果としてそれは、思った以上に達成できたと感じています。本当にありがたいことです。
先日のプレゼン勉強会では、「キーメッセージ」といういい方をしていました。プレゼンを受けた人に、どうなってほしいか。どういう行動を起こしてほしいか。それをまず念頭に置くことが大切だというのです。
たとえばフィギュアスケートのように、美しさや完成度の高さが問題にされているのなら、私の今日のプレゼンはかなり低い採点でしょう。
でもプレゼンや仕事は、フィギュアスケートじゃない。人前でカッコよく決めることよりも大事な目的が、かならずあるものです。
きちんと準備して練習して、心を軽くして
「さあ、失敗しにいこう。」
初めてのことに挑戦するとき、私はそんなふうに自分を鼓舞します。
小さな失敗を重ねると、やがて成功につながるとか。
まずは体験を積むこと、慣れること。小さな失敗をそのために必要な過程と考えると、心が軽くなります。
緊張はそりゃあやっぱり、しますけどね!
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