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2016-01-20

プレゼンが怖くなくなるために必要な、たったひとつのこと。

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「プレゼン」初心者に一番大切なのは、原稿の上手さよりもしゃべりの上手さよりも「慣れ」ではないでしょうか。

たとえ話すのが苦手でも、そして完璧にはほど遠くても、本番に備えて練習することで、弱点が明らかになって「慣れる」ことができます。

また話す場に何度か慣れることで、怖いという気持ちは減っていきます。

 

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人生は、プレゼンだ!

仕事からプライベートまで。大人から子どもまで。仕事の受注や料金の交渉から、デートで行くところの相談まで。
ありとあらゆるところでプレゼンの技は必要です。

プレゼンというのはもちろん、計画の提示や説明活動を指す「プレゼンテーション」のことです。

もともとは就職して広告業界用語として知りました。プロが業務の中で行うことと理解していたので、まさか自分がやることになるとは思っていませんでした。

しかし、1年半前に社会人になってほとんど初めての3分間プレゼンテーションを体験してからというもの、むしろこのことを考えずに今までやってこれたことが不思議でならなくなりました。

別に、世の中のすべての人がブログを書く必要はないし、すべての人がフリーランスになる必要も、起業する必要もない。
すべての人が、プロのライターのように文章が書ける必要もない。
でも。

すべての人が、プレゼンを体験し、その方法と技を知っておいたほうがいい、とは思います。

 

文章を書けるなら、丸暗記もひとつの方法。

1年半前、初めてのプレゼンを、私は原稿を丸暗記することでクリアしました。本当に話すのが苦手で、かつ、そこそこの作文力があるときには有効な方法です。

けれどそれは、やはり、用意した原稿を読み上げるというものであって、「話す」というのとは違う。違っているのはわかった上で、自分ができることをフル回転させた結果、選んだ方法でした。

その後、プレゼンの勉強会や、発表の場を何度か経験して、今日また久しぶりに小さい集まりで、練習を兼ねたプレゼンの機会を得ました。

まだまだ身につけるべきことは多いけれど、ふと気がついたのです。

もう自分は、以前のように「人前で話すのが怖い」ということはないのです。

 

わからないものは怖い。わかれば怖くはなくなる。

以前は、人前で話すということが未知の体験だったので、自信がなく不安ばかりでした。

でも何度か話すうちにわかったのです。

  • やってみれば、成功したといえる点もあるし、あまりうまくいかない点もある。それが当たり前。
  • 自分の悪いクセが見つかったら、それは今後の課題にすればいい。
  • 話せば何かは伝わる。下手でも真摯なら言葉以上のものが伝わる。
  • 理想のイメージは、たいていしゃべりのプロのものなので高度すぎる。そこまで目指さなくてもいい。

初めてだったら、わからなくても当然だ。
そこから経験を重ねてうまくなるんだから。

……と、自分が知っていることについては自然に思えることが、知らないことについてはどういうわけか、「いきなりスゴクうまくできないとカッコ悪い」みたいなことになる。

もちろん、そんなことがあるわけはないのです。

 

プレゼンはまず、何よりも「慣れ」が必要。

事前の練習は、やはりやるべきです。推敲を繰り返して練れた文章の説得力やおもしろさが違うように、うまくいかないところを洗い出して考えたほうが、質が上がります。伝えたいことがきちんと伝わるようになります。

そして、何度か場を体験することで、人前で話をする緊張感にも慣れてきて、対処が可能になってきます。少なくとも、初めてのときの逃げ出したいような無力感はなくなります。

自分が話したことが少しでも人に評価され、「伝わった」と感じるのは、とても気分がいいですね。

そんなわけで、次回への反省点とヒントです。

  • 具体的なハウツーの話は、理性に伝わる。
  • 個人的な体験談や感想は、感情に伝わる。
  • 自分の視点によりオリジナリティが出て、興味を引ける。
  • ストーリーを意識すると、流れに力が加わる。

ありがたいことに、「穏やかな話し口調が、講師に向いているのでは?」というフィードバックをいただいたので、前向きに受け止めて、今後に活かそうと思います。

ゆっくり、いろいろできるようになっていけたら、楽しいですよね!

 

【こちらもあわせてご覧ください】
人前で話すのが苦手な人のための「3分間スピーチ、結構マジメな練習法」
人前で話すのが苦手な人も、技術は学べると思いたい。(初心者のためのプレゼン勉強会)
人前で話すのが苦手な人は、「失敗してあたりまえ」という前向きな気持ちで。(30分間プレゼン)

 


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2016年1月24日(日)浜離宮恩賜庭園にて

ユリカモメ(左)と、カモメの若鳥?(右) 2015.12.20 東京都港区・浜離宮恩賜庭園

ユリカモメ(左)と、カモメの若鳥?(右) 2015.12.20 東京都港区・浜離宮恩賜庭園

NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会が協力して、グリーンセイバーマスターの山本裕加さんが講師を担当する港区立エコプラザのイベントで、グリーンセイバーとしてアシスタントリーダーを務めることになりました。

今後もこうした活動に参加していきますので、興味のある方は、どうぞお気軽に参加・お問い合わせください。

浜離宮恩賜庭園 2015.12.20 東京都港区

浜離宮恩賜庭園 2015.12.20 東京都港区


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

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