日本橋三越本店で「自分史フェスティバル2016」開催中です。
年に一度の自分史のお祭り、「自分史フェスティバル2016」に行ってきました。敬老の日を含むこの一週間、開催されています。
「シニアの方はもちろん、男女を問わず、子供から大人まで、ライフシーンのなかに自分史を」という精神で、「自分史」を活用した暮らしを提案しています。運営スタッフは、ベテランの自分史活用アドバイザーの方たちです。
「自分史フェスティバル2016」イベント要項
イベントタイトル
自分史フェスティバル2016
開催日時
2016年9月14日(水)〜20日(火)
会場
日本橋三越本店 本館7階 はじまりのカフェ
主催
一般社団法人 自分史活用推進協議会
公式サイト
http://www.jibun-shi-festival.net/

「100枚の自分史」展示・「子どもの頃」コーナー 子どもの頃の記憶はきらきらしてる
今年のメインテーマは「暮らしのなかの思い出」
今年の全体のテーマは、「暮らしのなかの思い出〜節目ごとにカタチに〜」。
「こんな自分史もあるんだ!」
「これまでと違った絆を深めることができそうだ!」
そんな新しい発見をして、「自分史」のイメージが変わる体験ができるような展示やワークショップが用意されているようです。

「100枚の自分史」展示・青春時代のコーナー 自分にもこんな頃があった……!
その1:展示の目玉は「100枚の自分史」
思い出の写真をもとに記憶を呼び起こし、短い自分史を書く「一枚の自分史」。文章が苦手な人も比較的書きやすく、私も講座でやってきたこの「一枚の自分史」に、自分史活用アドバイザーが取り組み、100点以上が集まりました。
写真で情景が伝わり、すぐ読める全107点の「一枚の自分史」が、会場内に展示されています。子供から老年期までの4つのテーマごとにまとめられています。
昨日のことのように生き生きと語られる、たくさんの思い出たち。ひとつひとつは小さな体験談ですし、誰もが知る有名人の話ではなく、市井の人の歴史ですが、読むと出来事がいきいきと伝わり、「そういえば自分もその年の頃には……」なんて、つい自分をふりかえったりもします。
以前から、「一枚の自分史」を10本、20本と集めれば、本にもできるしっかりした「自分史」になると考えていましたが、それを目の当たりにする思いでした。

「100枚の自分史」展示・仕事や家庭についてのコーナー ひとつひとつが1枚の写真と短い文章でつづられています

「100枚の自分史」展示・シニアの思い出のコーナー
その2:子どもからシニアまで「ワークショップ」で思い出し体験を
「自分史フェスティバル」の柱のひとつが、多彩なワークショップです。
ゆったりとしたカフェで、16名という少人数のワークショップで、さまざまな切り口で「自分史」について学べます。すべて無料です。
事前に予約を受け付けており、空きがあれば当日でも参加できます。
子ども連れで、親子で参加できる内容もありますので、チェックしてみてください。
その3:「自分史」本やサービスで「整理する・残す」を考える
実際に作られた自分史本や、写真の整理ツールなどを見られるコーナーです。
自分史活用アドバイザーに相談することもできます。

自分史関連の書籍・商品も展示・販売されています

実際に作られた自分史の本は、思いが詰まっているのが伝わり、手に取るとつい読んでしまいます
その4:くつろぎのカフェで考える、語り合う
展示やワークショップでいろんな刺激を受けたら、カフェでひと休み。
「これから何をしようかな?」
「どんなことからなら始められるかな?」
考えたり、同行者と話をしたりできます。
とても居心地のいい、素敵なカフェです。
期間限定特別メニュー「幸せを呼ぶカプチーノ」(税込648円)がおすすめです!
カプチーノの上に、四ツ葉のクローバーと小鳥の、かわいらしい模様が描かれたデザインカプチーノになっています。
ランチメニューも、懐かしいテイストの「ナポリタン」など、心くすぐるメニューが揃っています。
今年は「心」「気持ち」「意識」に重点を置いた内容に
自分史活用アドバイザーになりたての昨年も行っているのですが、昨年は、自分史に関するさまざまな業者が一堂に会し、それぞれのサービスを知ることができる「展示会」という要素が大きかったように記憶しています。
今年は、業者の担当者の数は少なく、落ち着いた雰囲気の中で人の自分史を読み、自分の思い出や人生について考える機会を持っていただくことに重点を置いていると感じました。
自分の「思い出」をどう扱うか、そして家族でどうコミュニケーションをとるか……ということを考えさせられます。
自分のこれまでを振り返ることって、転職や結婚など、節目を迎える機会でもないと、忙しい毎日の中、なかなか時間やエネルギーをとれないものです。
でも本当は、今の自分が前に進むために、そして家族と良好な関係を築くためにも、若い人も働き盛りの人も、常に意識のどこかに「自分史」という考え方を持って、少しずつでもかたちにできたらいいのではないかと、私は考えています。
ここに来て、無名の人が書いた「一枚の自分史」に触れ、思いのつまった自分史本を手にとると、何か新しいきっかけが得られるかもしれません。
おでかけのついでに、ぜひ寄ってみてください。
9月20日(火)まで開催中。同じフロアでは「英国展」も
ちなみに、同じフロアの催事場では、19日(月・祝)まで「三越 英国展」をやっています。ここが、すごい盛り上がりを見せています! さまざまな商品が集まって、まるでイギリスに来ちゃったかのよう。特に紅茶好きの人は必見です。私もつい、シルバーチャームを買ってしまいました。
「英国展」に足を運んでお買い物を楽しんでから、喧騒を逃れて休憩がてら、「はじまりのカフェ」に寄ってみる、なんていうのもいいと思います。
「自分史フェスティバル2016」は、9月20日(火)まで開催中です。
【こちらもあわせてご覧ください】
・自分をふりかえる・知る・つながる。「自分史」は未来への道標。
・自分に自信がないからこそ、自分史を書いてみるという選択。
・自分史は「心のわが家」、自分が落ち着けるよりどころ。
・50年前に、60歳をきっかけに祖父が作った家族本は宝物。(自分史)
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