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2016-08-19

初めての海遊びには、水中コンパクトデジカメを持っていこう。

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初めて沖縄の離島に旅行にいくという友達に、半ば押しつけるようにして、愛用の水中コンパクトデジカメを貸したのが、返ってきました。

オリンパス µTOUGH-6020。2010年2月の発売機種です(写真はシリコンジャケットとマリンストラップつき)。購入したのは、その年の夏か、翌年だったか。

ここ1〜2年は、あまり家を空けたくなくて、泊りがけの旅行に出ていません。自分で決めてのことなので納得づくなのですが、それでも、人が旅行にいくと聞くと「いいなあ」という気持ちが動きます。特にこの季節、沖縄や島の話題はうらやましい! 10年以上にわたり、夏は毎年のように沖縄の島に行っていたものですから。

今回は、私の代わりに愛用のカメラに、沖縄に遊びにいってきてもらいました。

水中カメラを持っていると、海遊びつきの旅行が3倍楽しくなる!

スマホがあればカメラを持たない今、特に海遊びに慣れていない人は、新規に購入してまで海にカメラを買って持っていこうとは思わないかもしれません。

でも、私はやっぱり、水中対応でタフな「海カメラ」を1台持っていくことを勧めます。

なぜなら、カメラを持ち歩けるシチュエーションが格段に広がるからです。

水中対応の「海カメラ」なら、こんなことができます

  • 濡れた水着姿でも持ち歩ける。
  • 泳いでいて波に揺られて、岩や珊瑚にゴツゴツぶつけても平気。
  • 砂や岩の上に無造作に置いても問題なし。
  • 荷物の中で濡れたタオルなどと一緒になってもOK。
  • ツアーで波しぶきが飛んでくる船の上でも撮れる。
  • 魚やナマコを触った手で操作できる。
  • 軍手やマリングローブをつけた手でも操作できる。
  • 手がすべって水中に落としても、見失わなければ大丈夫。
  • スコールが降ってきて荷物の中までずぶ濡れになってもあわてない。

ね? こんなところに、スマホやデリケートな陸カメラを気軽には持っていけませんよね。

つまるところ海カメラは、「カメラのことなんか忘れて、心ゆくまで海を楽しむ」ためのカメラなのです。

水中対応の「海カメラ」なら、こんな写真が撮れます

  • 水しぶきが飛んでくる移動中の船上から見た島、空、水平線
  • 水遊びできゃっきゃする仲間や家族の写真
  • シュノーケリング、フィッシング、サワートレッキング、マリンレジャーといった海遊び・水遊び中や前後の写真
  • 自分が目にした水中の魚や珊瑚、海の中の写真
  • ホテルのプールでの写真
  • スコールがきそうな天候での外出時のスナップ
  • イルカと触れ合えるアクティビティのスナップ
  • オールの水しぶきがばしゃばしゃはねるカヤックの上からの写真

「別に水中写真を撮りたいとは思わない」としても、「濡れるかもしれないシチュエーション」で撮れる機会が、格段に増えます。

「海カメラ」の弱点

使い慣れた高機能なスマホカメラや一眼レフに比べると、やはり操作性や機能は劣ります。

ここぞという「いい写真が撮りたい!」と思うときに、もの足りなく思うこともあるでしょう。

それで私は結局、「海カメラ」「陸カメラ」の2台持ちになってしまいます。

スマホのカメラが気に入っている人なら、スマホと「海カメラ」があれば十分かもしれませんね。

入門機や型落ちでも十分

今のデジカメは機能がよいので、入門用からスタンダードクラスでも十分きれいにとれます。有名メーカーの旧モデルが型落ちで安くなっていたらお買い得ですよ。

オプションとして、交換電池と水中ストラップ(浮きがついているストラップ)は、あると便利です。

迷ったら「水中写ルンです」


フジフィルムのレンズ付きカメラ「写ルンです」は、今年発売から30周年を迎えたそうです。

「そうはいっても、新しいカメラは高い」と思う方には、この「写ルンです」に防水機能のついた「水中写ルンです」をおすすめします。

フィルムカメラなので現像代はかかりますが、パッと買えて惜しげがなく、無造作に扱えるすぐれもの。しかも機械ぎっしりのデジカメより軽い!(ただし、撮りたい枚数によってはかさばりますが)

海辺の観光地では、あちこちに売っているので、現地で「やっぱりあればよかった!」と思ったときにも間に合います。

 

アドバイスのふりをして、島旅を懐かしむような話になってしまいました。水中対応のデジカメを買う前は、「水中写ルンです」に大いに世話になったものです!

毎日写真をとってSNSなどで見せ合うのが当たり前のような今だからこそ、めったにないシチュエーションの写真を撮る楽しみ、ぜひ体験してみてくださいね。

 

【参考】
「µ(ミュー)TOUGH(タフ)-6020」新発売(2010年2月2日) - オリンパス
「写ルンです」発売30年で再び 若者に受けるんです(2016年7月26日 朝刊) - 東京新聞
防水機能付きデジタルカメラ ピックアップ - 価格com

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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