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2014-08-11

水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【3】

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(前々回の記事/水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【1】)
(前回の記事/水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【2】)

日焼け止めを使うときのポイント、最終回です。

全身にくまなく、液状の日焼け止めをたっぷり塗るべし。

たっぷりってどれくらい?
……これぐらいです!

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日焼け止めで、腕や足に太い「線」をぴーっと1本描きます。
これを、手のひらを使ってしっかり塗り伸ばします。
足りないと思ったら、腕や足の裏側にも、この「線」を描いて、また伸ばします。

肩や背中なども、同様です。
広い背中は、一面にジグザグに線を描いて、それを全体に塗り伸ばしてください。

壁を塗る左官職人の気持ちになって、壁をこてで塗るがごとく!
日焼け止めの膜を1層、皮膚の上にしっかりと厚く作ってください。

薄付きのところを残すと、まだらにそこだけ赤くなってしまいます。
たぶん誰しも、一度はやったことがあるはずです(笑)。
そして、塗り残してはいけないポイント!

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  1. つむじ(真上にあります。危険ポイント)
  2. 髪の分け目(特に髪をくくっている女性は注意)
  3. (上も後ろ側もきっちりと)
  4. ほほ、鼻(しみ・そばかすを防ぎましょう♪)
  5. 胸・デコルテ(胸のある人ほど上を向いています! ここも危険)
  6. 首の後ろ(日常的に日焼けしやすいポイントですね)
  7. 肩の後ろ(できれば人に塗ってもらいましょう)
  8. 背中(これも人に塗ってもらえば完璧)
  9. おしりのほっぺ(自分では見えないので忘れがち)
  10. 足の裏側(前を塗って忘れる人多し)
  11. 足の甲(ビーチサンダルの焼け跡がクッキリつきがちです)

水着の際も大事ですよ。水着の内側までしっかり塗ってくださいね。でないと、際だけ濃く焼けちゃいます!

2時間おきに塗り直し。

目安としては、ひと遊びして海から上がって休憩するときには、そのたびに塗り直しする……ぐらいに考えてください。
上で示した「日焼けしやすいところ」を中心に、気になるところを重ねぬり……ぐらいで構いません。

できればTシャツやラッシュガードを水着の上に着るべし。

日焼け止め、こんなに塗るの、面倒くさいですよね?
肌の露出を抑えれば、その分、日焼け止めを塗らないといけない部分は減ります。すなわち、ラクチンになります。
とりあえず、古いTシャツを1枚、水着の上から着てそのまま泳ぐだけでも、とても効果的です。

おしゃれな着こなしを楽しみたければ、最近は女性向けに、水着素材でできた前開きフード付きのパーカーや、ビキニの上に履くショートパンツやハーフパンツ、さらにはショートパンツの下に履くトレンカやスパッツなど、全部水着素材でできた、そのまま泳いでもOK! なおしゃれアイテムが水着売り場に揃っています。山ガールならぬ“海ガール”を目指してみてはいかがでしょう?
男性は、半袖か長袖のラッシュガードを1枚着れば、“海の男”っぽくてカッコいいと思います。

水着の上に着て海につかり、太陽を浴びたTシャツは、結構汚れて傷みますので、あまりお気に入りのものは避けたほうがいいですよ。

 


以上、海で2-3度失敗すると、自然に誰でも身につく「日焼け止めの使い方」でした。

「そんな面倒なことするぐらいなら海なんて行かないよ」という人もいるでしょうが、とんでもない!
そこまで準備万端、万全の用意をしてでも、夏の海や島は行くべき、とてもすばらしいところなのです。
たとえば以下のブログを見たら、きっとそんな海や島の魅力に触れたくなるでしょう。

「ISLAND TRIP」(管理人/いずやん様)
離島巡りの旅のレポートや、色々な島の情報、旅のTIPSなどが満載のブログです。島に行きたくなります!
http://www.islandtrip.jp/

「くみ写真」(管理人/くみ様)
海や波打ち際の光と色をつづる美しい写真ブログ。海を前にしたときの気持ちに戻れて、また海を見に行きたくなります。
http://kumi-photo.com/

楽しみにして行った海で、真っ赤にヤケドして苦しむことのないよう、日焼け止め準備はしっかりと!

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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