水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【3】
(前々回の記事/水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【1】)
(前回の記事/水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【2】)
日焼け止めを使うときのポイント、最終回です。
全身にくまなく、液状の日焼け止めをたっぷり塗るべし。
たっぷりってどれくらい?
……これぐらいです!
日焼け止めで、腕や足に太い「線」をぴーっと1本描きます。
これを、手のひらを使ってしっかり塗り伸ばします。
足りないと思ったら、腕や足の裏側にも、この「線」を描いて、また伸ばします。
肩や背中なども、同様です。
広い背中は、一面にジグザグに線を描いて、それを全体に塗り伸ばしてください。
壁を塗る左官職人の気持ちになって、壁をこてで塗るがごとく!
日焼け止めの膜を1層、皮膚の上にしっかりと厚く作ってください。
薄付きのところを残すと、まだらにそこだけ赤くなってしまいます。
たぶん誰しも、一度はやったことがあるはずです(笑)。
そして、塗り残してはいけないポイント!
- つむじ(真上にあります。危険ポイント)
- 髪の分け目(特に髪をくくっている女性は注意)
- 耳(上も後ろ側もきっちりと)
- ほほ、鼻(しみ・そばかすを防ぎましょう♪)
- 胸・デコルテ(胸のある人ほど上を向いています! ここも危険)
- 首の後ろ(日常的に日焼けしやすいポイントですね)
- 肩の後ろ(できれば人に塗ってもらいましょう)
- 背中(これも人に塗ってもらえば完璧)
- おしりのほっぺ(自分では見えないので忘れがち)
- 足の裏側(前を塗って忘れる人多し)
- 足の甲(ビーチサンダルの焼け跡がクッキリつきがちです)
水着の際も大事ですよ。水着の内側までしっかり塗ってくださいね。でないと、際だけ濃く焼けちゃいます!
2時間おきに塗り直し。
目安としては、ひと遊びして海から上がって休憩するときには、そのたびに塗り直しする……ぐらいに考えてください。
上で示した「日焼けしやすいところ」を中心に、気になるところを重ねぬり……ぐらいで構いません。
できればTシャツやラッシュガードを水着の上に着るべし。
日焼け止め、こんなに塗るの、面倒くさいですよね?
肌の露出を抑えれば、その分、日焼け止めを塗らないといけない部分は減ります。すなわち、ラクチンになります。
とりあえず、古いTシャツを1枚、水着の上から着てそのまま泳ぐだけでも、とても効果的です。
おしゃれな着こなしを楽しみたければ、最近は女性向けに、水着素材でできた前開きフード付きのパーカーや、ビキニの上に履くショートパンツやハーフパンツ、さらにはショートパンツの下に履くトレンカやスパッツなど、全部水着素材でできた、そのまま泳いでもOK! なおしゃれアイテムが水着売り場に揃っています。山ガールならぬ“海ガール”を目指してみてはいかがでしょう?
男性は、半袖か長袖のラッシュガードを1枚着れば、“海の男”っぽくてカッコいいと思います。
水着の上に着て海につかり、太陽を浴びたTシャツは、結構汚れて傷みますので、あまりお気に入りのものは避けたほうがいいですよ。
以上、海で2-3度失敗すると、自然に誰でも身につく「日焼け止めの使い方」でした。
「そんな面倒なことするぐらいなら海なんて行かないよ」という人もいるでしょうが、とんでもない!
そこまで準備万端、万全の用意をしてでも、夏の海や島は行くべき、とてもすばらしいところなのです。
たとえば以下のブログを見たら、きっとそんな海や島の魅力に触れたくなるでしょう。
▼「ISLAND TRIP」(管理人/いずやん様)
離島巡りの旅のレポートや、色々な島の情報、旅のTIPSなどが満載のブログです。島に行きたくなります!
http://www.islandtrip.jp/
▼「くみ写真」(管理人/くみ様)
海や波打ち際の光と色をつづる美しい写真ブログ。海を前にしたときの気持ちに戻れて、また海を見に行きたくなります。
http://kumi-photo.com/
楽しみにして行った海で、真っ赤にヤケドして苦しむことのないよう、日焼け止め準備はしっかりと!