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2016-08-20

豪雨と晴れ間が半分ずつの空。どちら側を見るかで結果は変わる。

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楽しみな行事がある日に、雨の確率が80%。
あなたは行事を楽しめるでしょうか?
答えはイエス。降られずにすむ確率が20%もあるのですから。
細くても道があるならたどっていった先に、結果オーライが待っています。

降水確率80%の「大雨/雷/洪水」注意報

本日8月20日(土)は、神宮外苑花火大会の日でした。今年は秩父宮ラグビー場でチケットをとっていたのですが、天気予報は「雨時々くもり」でした。

朝から、「大雨/雷/洪水」注意報が発令。18時以降の雨の確率は60%、いや、明治神宮野球場のある新宿区の1時間ごとの天気を確認すると80%で、「降らない理由がみつからない」という状況です。

ところが神宮外苑花火大会の公式サイトにアクセスすると、「本日開催します」とのこと。

無慈悲に風雨は強まり、午前、午後と窓を叩く強い風雨が、波のように何度も通り過ぎていきます。

15:43。ガラス窓に吹き付ける風雨がまた強まりました。窓の外を見ると、すごい景色になっていました。

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窓から見える空の右半分は、豪雨で暗く灰色にけぶっています。

左半分は、雨雲が薄くなり、隙間から光が差し込んでいます。
そこにうっすらと虹も見えました。
ものすごくて、きれいな光景でした。

中央部にうっすらと虹

中央部にうっすらと虹

わずかに虹が見えたからでしょうか。花火をあきらめたくなる空模様なのに、希望が見えたのです。

「今いくら降ってたって、花火のときに上がっていればいいんだ」

空模様は先ほどから、風雨が吹きつけたりやんだり、青空がのぞいたり、また暗くなったりと大荒れ。でもだからこそ、ここからよくなる可能性も高い、と思えました。

荒れ模様だからこそ、好転もする

その後、空模様は刻々と変わり……。

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会場へ向かう時刻には、雲はすっかり薄くなっていました。

降らない確率は20%ある。ピンチはチャンス

神宮外苑花火大会は、頭に少し小雨がパラついたものの、あとはスッキリさっぱり。見ている間は雨に降られずに、花火を楽しめました。

正直、一時はかなり悲観的な気持ちになり、雨がっぱを着たまま、ずぶ濡れになる覚悟をしていました。

でも雨は降るか降らないか。降水確率が80%なら、降らない確率は20%ある。

もし、「たぶん、雨が降るだろうから」と会場に来ることをやめてしまったら、100%花火は見られない。

豪雨と、虹と晴れ間が半分ずつの空のどちら側を見るか。天気は変えられないにしても、自分がどちらを見るか、そしてどこまでねばりづよく行動しつづけるかで、「結果オーライ」まで行き着けるかどうか、結果がが変わることもあるんだろうなと思った体験でした。

 

【こちらもあわせてご覧ください】
お月様のように。
気づいたら続いていたことに「自分が本当に求めているもの」がある。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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