豪雨と晴れ間が半分ずつの空。どちら側を見るかで結果は変わる。
楽しみな行事がある日に、雨の確率が80%。
あなたは行事を楽しめるでしょうか?
答えはイエス。降られずにすむ確率が20%もあるのですから。
細くても道があるならたどっていった先に、結果オーライが待っています。
降水確率80%の「大雨/雷/洪水」注意報
本日8月20日(土)は、神宮外苑花火大会の日でした。今年は秩父宮ラグビー場でチケットをとっていたのですが、天気予報は「雨時々くもり」でした。
朝から、「大雨/雷/洪水」注意報が発令。18時以降の雨の確率は60%、いや、明治神宮野球場のある新宿区の1時間ごとの天気を確認すると80%で、「降らない理由がみつからない」という状況です。
ところが神宮外苑花火大会の公式サイトにアクセスすると、「本日開催します」とのこと。
無慈悲に風雨は強まり、午前、午後と窓を叩く強い風雨が、波のように何度も通り過ぎていきます。
15:43。ガラス窓に吹き付ける風雨がまた強まりました。窓の外を見ると、すごい景色になっていました。
窓から見える空の右半分は、豪雨で暗く灰色にけぶっています。
左半分は、雨雲が薄くなり、隙間から光が差し込んでいます。
そこにうっすらと虹も見えました。
ものすごくて、きれいな光景でした。
わずかに虹が見えたからでしょうか。花火をあきらめたくなる空模様なのに、希望が見えたのです。
「今いくら降ってたって、花火のときに上がっていればいいんだ」
空模様は先ほどから、風雨が吹きつけたりやんだり、青空がのぞいたり、また暗くなったりと大荒れ。でもだからこそ、ここからよくなる可能性も高い、と思えました。
荒れ模様だからこそ、好転もする
その後、空模様は刻々と変わり……。
会場へ向かう時刻には、雲はすっかり薄くなっていました。
降らない確率は20%ある。ピンチはチャンス
神宮外苑花火大会は、頭に少し小雨がパラついたものの、あとはスッキリさっぱり。見ている間は雨に降られずに、花火を楽しめました。
正直、一時はかなり悲観的な気持ちになり、雨がっぱを着たまま、ずぶ濡れになる覚悟をしていました。
でも雨は降るか降らないか。降水確率が80%なら、降らない確率は20%ある。
もし、「たぶん、雨が降るだろうから」と会場に来ることをやめてしまったら、100%花火は見られない。
豪雨と、虹と晴れ間が半分ずつの空のどちら側を見るか。天気は変えられないにしても、自分がどちらを見るか、そしてどこまでねばりづよく行動しつづけるかで、「結果オーライ」まで行き着けるかどうか、結果がが変わることもあるんだろうなと思った体験でした。
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・お月様のように。
・気づいたら続いていたことに「自分が本当に求めているもの」がある。
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