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2015-01-11

お月様のように。

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十五夜の月 2013.9.19 東京都練馬区

十五夜の月 2013.9.19 東京都練馬区

太陽のようにエネルギッシュにまっすぐがんばるのも素敵ですが、月のように穏やかに自分のリズムを刻んで日々を送るのも、悪くないかもしれません。

 

年明けに「ゆく年くる年」からの流れでNHKをつけていて、「年の初めはさだまさし」という番組になりました。その中でさださんが言った言葉がなんだか耳に残りました。

「この番組はお月様のようにやるから。太陽みたいにきっちり朝上って夜沈んだりはしない。月って太ったり細ったり、見えなくなったり、上る時間も日によって違ってたりするでしょ。ああいうのでいいんだよ」

記憶のままにうろ覚えですが、ラジオみたいにゆる〜い番組構成のことを、そんな感じに言ったんです。

それがことんと胸に落ちて、なんだか気に入りました。そうだ、私もそれで行こう、と。

 

太陽みたいな人がいます。自分も輝き、他人を照らし、毎日朝上って夕方に沈むように、いつも同じ調子をキープできてて頼りがいのある人が。私もそういう人が好きです。照らされたいし、エネルギーをもらいたい。

でも、自分はそういうタイプではありません。心や体の調子にゆったりと大きな波があって、きちきちと同じ調子を求められるのが、どうもストレスに感じます。

たとえば、ブログなどの文章がすらすら書けたり人にどんどん会って話したい時期と、ひとりこもって本を読んだり映像を見たり黙々と考えたりしたい時期が、結構ハッキリ分かれます。自分ではこれを、アウトプット期とインプット期と呼んでいます。

もちろん好不調の波というのもあるのですが、それだけではない、何か満ち潮と引き潮のような、やる気の量や方向性の入れ替わりのようなものがあるなと感じます。

一本調子にがんばるより、自分はどうもその大きな波に逆らわずに乗ったほうが、いい結果が出せるような気がしています。

……もしかしたらただ飽きっぽいだけなのかもしれませんが!

「セルフブランディング」の第一歩は、自分を「知る」ことから。自分の個性・傾向・特性をダメなものと決めつけないで、肯定して活かそうとしてみると、案外道は開けるのかもしれません。

「お月様のように」。
満ちたり欠けたり隠れたり(!?)しながら、植物を愛でつつ、健康に笑顔で日々を過ごす方法をゆっくり探していきたいと思っています。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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