シャコバサボテン、開花。
冬、お正月前後に室内を華やかに彩ってくれる花といえば、ウチではシャコバサボテンです。
このシャコバサボテンは「トーアアリス」という名の花。朱色の花は光の加減で濃いピンクに見えることも。冬の室内に赤い花があると、パッと気分が明るくなります。
赤い花は室内で映えます。ぴんと花弁をそらせて咲き、少し上を向くシャコバサボテンの花は、小さな炎のようでもあり、翼を広げて飛び立つ小鳥のようにも見えます。
この株は、さし芽で増やした二代目です。さしっぱなしで水やり以外放置していたのですが、一昨年ぐらいから花が咲くようになりました。大分葉が増えて株の形が整ってきたので、今年は少し大きい鉢に植え替えして、ちゃんと肥料をやってみようかな。
冬の花というとシクラメンもありますが、私はシャコバサボテンが好きです。なぜなら昔、花が終わったシクラメンを大事に世話したのに、葉っぱばかりが茂って、1年後花が咲かないということがあったからです。あの頃はまだ植物にうとくて、たぶん何か間違えたんだと思うんですが、花を楽しみに育ててつぼみのひとつもつかないと、やはりしょんぼりします。
その点、シャコバサボテンは丈夫で育てやすく、初心者にもオススメです。基本的にベランダに放置してよく日に当て、秋につぼみがついて冬に外の気温が5度を切ったら室内に取り込むだけで、毎年花を咲かせてくれます。病気や害虫の心配もほぼなし。
育て方のコツ
- 水やりは春〜夏は普通に、冬は少なめにする。多肉植物だが意外と水が好きで、夏に水を毎日やると、葉っぱがわさわさ茂る。
- 環境が変わるとつぼみを落とすので、外から室内に取り入れるのは、つぼみが小豆大より大きくなってから。
- 春に葉を2〜3節摘むと、葉が増えて樹形がこんもりときれいになる。
- 2年に1度ぐらい、大きい鉢に植え替える。
よくシャコバサボテンの育てかたに、箱をかぶせるなどして「短日処理」をして、つぼみを早くつける……という方法が紹介されていますが、あれは別にしなくても問題ありません。クリスマスやお正月に間に合わないだけで、ちゃんと咲いてくれます。
買うときの選び方
- 色も形も多種多様な花があるので、できれば花が咲いた株を見て、自分が「好きだ」と思える花を買う。愛着を持って長く世話できる。
- 葉がスカスカのものより、ぎっしり茂っているものを選ぶ。
花が咲いた株が店頭に並ぶのは、11月ぐらいでしょうか。実際に育てていて咲く時期より早かったと思います。花色がわかるタグがついていたりしますが、写真と実際の花はまた色味が違って見えたりするものです。ぜひ実際に咲いている花を見て選んでくださいね。
宮野真有ツイッター(お気軽にフォローどうぞ。基本フォロー返しします)
https://twitter.com/miyano_mayu
宮野真有Facebookページ(「いいね!」をするとブログの更新情報がタイムラインに届きます)
https://www.facebook.com/miyanomayu