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2015-01-10

シャコバサボテン、開花。

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トーアアリス(シャコバサボテン) 2015.1.6 東京都練馬区

トーアアリス(シャコバサボテン) 2015.1.6 東京都練馬区

冬、お正月前後に室内を華やかに彩ってくれる花といえば、ウチではシャコバサボテンです。

このシャコバサボテンは「トーアアリス」という名の花。朱色の花は光の加減で濃いピンクに見えることも。冬の室内に赤い花があると、パッと気分が明るくなります。

赤い花は室内で映えます。ぴんと花弁をそらせて咲き、少し上を向くシャコバサボテンの花は、小さな炎のようでもあり、翼を広げて飛び立つ小鳥のようにも見えます。

この株は、さし芽で増やした二代目です。さしっぱなしで水やり以外放置していたのですが、一昨年ぐらいから花が咲くようになりました。大分葉が増えて株の形が整ってきたので、今年は少し大きい鉢に植え替えして、ちゃんと肥料をやってみようかな。

 

冬の花というとシクラメンもありますが、私はシャコバサボテンが好きです。なぜなら昔、花が終わったシクラメンを大事に世話したのに、葉っぱばかりが茂って、1年後花が咲かないということがあったからです。あの頃はまだ植物にうとくて、たぶん何か間違えたんだと思うんですが、花を楽しみに育ててつぼみのひとつもつかないと、やはりしょんぼりします。

その点、シャコバサボテンは丈夫で育てやすく、初心者にもオススメです。基本的にベランダに放置してよく日に当て、秋につぼみがついて冬に外の気温が5度を切ったら室内に取り込むだけで、毎年花を咲かせてくれます。病気や害虫の心配もほぼなし。

 

育て方のコツ

  • 水やりは春〜夏は普通に、冬は少なめにする。多肉植物だが意外と水が好きで、夏に水を毎日やると、葉っぱがわさわさ茂る。
  • 環境が変わるとつぼみを落とすので、外から室内に取り入れるのは、つぼみが小豆大より大きくなってから。
  • 春に葉を2〜3節摘むと、葉が増えて樹形がこんもりときれいになる。
  • 2年に1度ぐらい、大きい鉢に植え替える。

よくシャコバサボテンの育てかたに、箱をかぶせるなどして「短日処理」をして、つぼみを早くつける……という方法が紹介されていますが、あれは別にしなくても問題ありません。クリスマスやお正月に間に合わないだけで、ちゃんと咲いてくれます。

買うときの選び方

  • 色も形も多種多様な花があるので、できれば花が咲いた株を見て、自分が「好きだ」と思える花を買う。愛着を持って長く世話できる。
  • 葉がスカスカのものより、ぎっしり茂っているものを選ぶ。

花が咲いた株が店頭に並ぶのは、11月ぐらいでしょうか。実際に育てていて咲く時期より早かったと思います。花色がわかるタグがついていたりしますが、写真と実際の花はまた色味が違って見えたりするものです。ぜひ実際に咲いている花を見て選んでくださいね。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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