東京体育館敷地内から、まったり楽しむ神宮外苑花火大会。
一度ぐらいはきちんと花火を見ないと、「夏」って感じがしないから。
神宮外苑花火大会を、新たに設けられた東京体育館敷地内の会場から見てきました。
駅近で便利。混雑に疲れることもなく、確保された席でゆったり花火を楽しむことができて、なかなか楽チンでした。
神宮外苑花火大会といえば、周辺のさまざまな会場に有料席が設けられていますが、東京体育館敷地内は、今年2015年から設けられた新会場なのだそうです。
神宮外苑花火大会の会場一帯は、こんな感じ。東京体育館敷地内会場は、この地図の左上。JR千駄ヶ谷駅を出てすぐのところにあります。
これまで、神宮外苑花火で席をとったことはないのですが、今年はこれが唯一行ける花火大会になりそうで、ゆっくり楽しみたくてチケットを購入しました。
ライブもなく、出店も少なめ。地味といえば地味ですが、落ち着いているといえば落ち着いています。千駄ヶ谷や国立競技場駅から近く、交通の便利がいいのはとても楽です。駅からの行き帰りも、そんなにひどく混み合うことはありませんでした。何度も行っている東京湾大華火祭に比べての話ですが。
会場は、敷地内の広い屋外空間。駅から向かって、この奥にある入り口でチケットチェックを受けると、敷地内になります。会場は石畳の上に、何ブロックかに分かれてパイプ椅子が並べられています。
パイプ椅子の座り心地はなかなかよかったです。ちょっと椅子ごと向きをずらして、花火のほうへ身体をまっすぐ向けられるのもよい。地面に敷いたビニールシートの上に座って見るのに比べると、身体や首は楽チン。ただし、ダラッとしたくつろぎ感は今ひとつでした。なんというか、みんなお行儀よく見ている感じです。
花火が上がる前の空。実際にはもう少し右手の方角から上がりました。
35mm換算の95mmで撮影、ノートリミング。
35mm換算の76mmで撮影、ノートリミング。
花火はほとんど障害物に遮られることもなく、まったり楽しめました。東京湾大華火祭に比べると、花火の高さや大きさ、音の迫力が小粒な感じはしましたが、まあ都会の真ん中だし、やむをえないのかな。
両方見てみると、東京湾大華火祭のほうが、江戸の祭っぽくて粋で大掛かり。神宮外苑花火大会は、都会の花火でイベントっぽい、という感じです。
チケット代は4,000円。若干お高めにも感じますが、人混みが苦手な私には、駅から近くてちゃんと席が確保されていて、のんびり見られるこの会場でこのチケット代は、まあありかなと思える価格でした。
花火にお金を出すのって、時間を買うのと花火の応援、両方の意味があるので、ちょっと高いぐらいでもまあいいかな、と思うのです。
新しい会場のせいか出店が少なかったため、数少ない出店には長い行列ができていて、ここが一番混んでいました。混雑を避けるなら、飲み物食べ物は持参しておくとスムーズかもしれません。私たちは、持ってきていてたのにイベント気分を味わいたくて、さらに焼きそばを買いこみましたが(笑)。
空に連鎖してはじける花火の音を聞きながら、この爆発音や閃光をのんびりくつろいで鑑賞できるのって幸せなことだなあとつくづく思いました。この音で光で、花火よりも戦闘を連想するような世の中には、絶対になってほしくない。
東京湾大華火祭は、会場周辺が2020年に行われる東京オリンピックの選手村予定地となることから、2015年(第27回)を最後に休止となるそうで残念です。再開を心から待っています。
それまでは、また神宮外苑に見にくることになりそうです。
Information
東洋文庫アカデミア「文章が苦手な人のための『自分史』入門」
自分史を書くことは、自分という人間の棚卸しを行い、新たな自分を発見する作業であり、過去の歴史や過ぎ去った時代に関する学びや気づきも得られる作業です。ですが自分を客観的に見つめて文章を書くことは、ある程度文章に慣れた人でもなかなか難しいものです。この講座では、自分史を書きはじめる前に知っておきたい基礎知識について講義します。また、実際に手を動かして自分史年表を書いていただき、自分史執筆のきっかけを作ります。
- 講座詳細 http://www.toyo-bunko.or.jp/academia/lecture51005.html
- お申し込み方法 http://www.toyo-bunko.or.jp/academia/application.html
Information
2015年冬、かさこ塾祭りに出展します。
Information
「宮野真有の文章術レッスン」
あなたの思いをかたちにする文章、お手伝いします。
対面で行う個人レッスンの受講希望者を募集しています。
都内にて随時。日時と場所は、ご相談の上で決めます。
無料コースと有料コースあり。
- 文章術レッスンのご案内はこちらからどうぞ。
- お問合せ・お申し込み用フォームはこちらです。
- 文章術レッスンに関する最新のお知らせもご確認ください。
http://miya-mayu.com/category/lesson/
宮野真有ツイッター(お気軽にフォローどうぞ。基本フォロー返しします)
https://twitter.com/miyano_mayu
宮野真有Facebookページ(「いいね!」をするとブログの更新情報がタイムラインに届きます)
https://www.facebook.com/miyanomayu