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2015-08-21

東京体育館敷地内から、まったり楽しむ神宮外苑花火大会。

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一度ぐらいはきちんと花火を見ないと、「夏」って感じがしないから。
神宮外苑花火大会を、新たに設けられた東京体育館敷地内の会場から見てきました。
駅近で便利。混雑に疲れることもなく、確保された席でゆったり花火を楽しむことができて、なかなか楽チンでした。

 

花火客 2015.8.11 東京都渋谷区・神宮外苑花火大会

花火客 2015.8.11 東京都渋谷区・神宮外苑花火大会

神宮外苑花火大会といえば、周辺のさまざまな会場に有料席が設けられていますが、東京体育館敷地内は、今年2015年から設けられた新会場なのだそうです。

神宮外苑花火大会の会場一帯は、こんな感じ。東京体育館敷地内会場は、この地図の左上。JR千駄ヶ谷駅を出てすぐのところにあります。

 

これまで、神宮外苑花火で席をとったことはないのですが、今年はこれが唯一行ける花火大会になりそうで、ゆっくり楽しみたくてチケットを購入しました。

ライブもなく、出店も少なめ。地味といえば地味ですが、落ち着いているといえば落ち着いています。千駄ヶ谷や国立競技場駅から近く、交通の便利がいいのはとても楽です。駅からの行き帰りも、そんなにひどく混み合うことはありませんでした。何度も行っている東京湾大華火祭に比べての話ですが。

 

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会場は、敷地内の広い屋外空間。駅から向かって、この奥にある入り口でチケットチェックを受けると、敷地内になります。会場は石畳の上に、何ブロックかに分かれてパイプ椅子が並べられています。

 

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パイプ椅子の座り心地はなかなかよかったです。ちょっと椅子ごと向きをずらして、花火のほうへ身体をまっすぐ向けられるのもよい。地面に敷いたビニールシートの上に座って見るのに比べると、身体や首は楽チン。ただし、ダラッとしたくつろぎ感は今ひとつでした。なんというか、みんなお行儀よく見ている感じです。

 

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花火が上がる前の空。実際にはもう少し右手の方角から上がりました。

 

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35mm換算の95mmで撮影、ノートリミング。

 

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35mm換算の76mmで撮影、ノートリミング。

 

花火はほとんど障害物に遮られることもなく、まったり楽しめました。東京湾大華火祭に比べると、花火の高さや大きさ、音の迫力が小粒な感じはしましたが、まあ都会の真ん中だし、やむをえないのかな。

両方見てみると、東京湾大華火祭のほうが、江戸の祭っぽくて粋で大掛かり。神宮外苑花火大会は、都会の花火でイベントっぽい、という感じです。

チケット代は4,000円。若干お高めにも感じますが、人混みが苦手な私には、駅から近くてちゃんと席が確保されていて、のんびり見られるこの会場でこのチケット代は、まあありかなと思える価格でした。

花火にお金を出すのって、時間を買うのと花火の応援、両方の意味があるので、ちょっと高いぐらいでもまあいいかな、と思うのです。

新しい会場のせいか出店が少なかったため、数少ない出店には長い行列ができていて、ここが一番混んでいました。混雑を避けるなら、飲み物食べ物は持参しておくとスムーズかもしれません。私たちは、持ってきていてたのにイベント気分を味わいたくて、さらに焼きそばを買いこみましたが(笑)。

 

空に連鎖してはじける花火の音を聞きながら、この爆発音や閃光をのんびりくつろいで鑑賞できるのって幸せなことだなあとつくづく思いました。この音で光で、花火よりも戦闘を連想するような世の中には、絶対になってほしくない。

東京湾大華火祭は、会場周辺が2020年に行われる東京オリンピックの選手村予定地となることから、2015年(第27回)を最後に休止となるそうで残念です。再開を心から待っています。

それまでは、また神宮外苑に見にくることになりそうです。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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