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2014-08-06

水着のときは要注意! 日焼け止めの正しい使い方【1】

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御宿海岸 2014.08.03 千葉県夷隅郡

御宿海岸 2014.08.03 千葉県夷隅郡

夏休みシーズン、季節の話題ということで……。

海遊び歴15年以上の視点から、慣れている人は知ってるけれど、知らない人は意外と知らないのかも!?……な、日焼け止めの使い方をまとめてみようと思います。

日焼け止めを正しく使えば、丸一日海遊びをしても、皮膚が赤くなって痛がゆくなるようなヤケドは避けられます。
以下の点に気をつけてください。

  1. アウトドアでは、SPF値50以上の効果の高い日焼け止めを。
  2. 高価な日焼け止めを顔中心に塗るより、廉価な日焼け止めを日にさらす全身にたっぷり使いましょう。
  3. 使い慣れていない初めて購入する日焼け止めや、古い日焼け止めは、肌を荒らす恐れがあります。必ず使用前にパッチテストを。
  4. 直射日光を浴びる皮膚に、全身にくまなく、液状の日焼け止めをたっぷり塗りましょう。皮膚の上に日焼け止めの層を一層作るつもりで。
  5. こまめな塗り直しは必須です。2時間おきをメドに塗り直しましょう。
  6. できればTシャツやラッシュガードを水着の上に着て、肌の露出を抑えましょう。

ちなみにこれらは日焼け止め対策の話なので、熱中症対策については、これとは別にきちんとしてくださいね!

以下、数回に分けて説明します。

千葉県の御宿の海水浴場で海遊びをしてきました。
好天に恵まれて、浜辺は一面テントやパラソルだらけの大にぎわい。
でもちょっと待って! 無防備に素肌をさらして陽に焼かれている人たちが男女問わず多くて、「あの人たち、後でヤケドにならないかな……」と心配になりました。
海に入る時間以外はパラソルの陰に入っていた同行の友人たちでさえ、日焼けしていました。それほどひどくはありませんでしたが、肩、腕、脚の白いお肌が赤くなってしまい、夜には痛がゆくなって、冷えたペットボトルを当てたりしてケアしていました。
夏の太陽は油断禁物です。

その一方で、日焼け止めはこの15年ですばらしい進化を遂げています。
紫外線が肌に与えるダメージが注目を集めて、世に出た当初の日焼け止めは白浮きして、顔が白塗りになってしまうため、オシャレな人には使いづらいところがありました。また形状も、SPF値の高いものはこってりとしたクリーム状で、全身に伸ばすのにはちょっと力が必要で、面倒くさかったものです。白浮きしなくて塗り心地のサラサラしたものを選ぼうとすると、価格が高く、全身に塗りまくるのにはもったいないところがありました。また、ウォータープルーフや砂がつかない高級品では、使用後に肌から落とすのにクレンジングを必要とするものもありました。

現在の日焼け止めは、美白ブームにのって改善が進み、以前の使いづらさがほぼ改善されています。
すなわち、白浮きはほとんどせずに肌になじむし、さらさらとした液状で、軽い力で広い範囲にも塗り伸ばしやすい。また、大抵の日焼け止めは石けんで落とすことができます。SFP値を参考に商品を選べば、廉価の商品でも日焼け止め効果は十分あります。
SPF値50以上の日焼け止めを正しく使えば、炎天下のアウトドアで一日中遊んでも、のちのちちょっと黒くなるぐらいで、ヤケドになって苦しい思いをすることはなくなります。

日差しの強さを知らずに、タウン用のスプレー式日焼け止めをシュッとかけるだけの女性や、肌を黒く焼きたいのか、日焼け止めを使わない主義の男性もいますが……。
これだけ使いやすくなって、しかも美容と健康の面でも効果十分。液状タイプの日焼け止めを使わない手はないと思います!

(続きます。)

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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