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2016-09-28

人が人を自然に応援したくなるときの、3つの条件。

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70歳を越えてジャズピアノを習いはじめた母(クラシックピアノ経験者)が、初めての発表会に出て、無事終了しました。

そんな母を応援したくなった自分の気持ちをみて、考えるところがありました。

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七十の手習いで、ジャズピアノに挑戦

母の頑張りに、この歳になって母の新たな一面を見た思いです。

妹が30代の手習いで、初めて音楽教室でジャズサックスを習いはじめたのが、約10年前のこと。1年前、年に一度の妹の発表会を見た母が、「楽器って楽しいよね。またピアノを弾いてみたい。しばらく弾いていない電子ピアノも活かしたいし」と、ジャズピアノのクラスに通いはじめました。

最初は「今から習いはじめてどうするの?」と思っていたのですが、ものすごく熱心に練習して、先生にもほめられる学習態度で少しずつ上達を重ねている様子に、「すごいな」と母を見直し、応援する気持ちになりました。

そして、習い始めて1年が経って、発表会の季節が来たので、「出てみたら?」と勧めてみました。「簡単な曲でも初心者でもいいじゃない。いい経験だから、出るといいと思うよ〜、ホントホント」と、控えめな熱意を込めてプッシュ。

母は迷っていましたが、締め切り直前に出ることを決めました。

「だって、来年はどうなっているか、わからないからね」

母が練習の時間をとれるように、私も協力。練習を重ねた母は、先日ステージにあがり、プロのドラムとベースに伴奏をつけていただいて、初めての発表会を終えました。

緊張している母の姿に、私まで心臓が縮む思いでしたが、とにかく無事に終了しました! 母にとっていい結果、いい体験になったようで、勧めた立場としてもほっとしています。

人が人を応援したくなるとき

  1. その人が、心からやりたいことに挑戦しているとき。
  2. できることを、全力でやっているとき。
  3. やりたいことを理由にほかのやるべきことをおろそかにしていないとき。

この3つがそろったとき、人は誰かが頑張っていることを「自然に応援したくなる」ものだなと感じました。

もちろん、困難に耐えるとか責任をつらぬくとか、この3つの条件に合っていなくても応援したい場合はあります。

でも、「自然と応援したくなる」というのは、水が流れるようなもので、とどめようもなく導かれる、穏やかだけれど大きなパワーです。

それを呼び込むことができたら「強いよね」と思います。

逆にいうと、自分が人にあまり応援されていないと感じたときは、どれかが欠けているのかもしれません。ポイントポイントで我が身を振り返り、考えてみる必要がありそうです。自省を込めて。

 

【こちらもあわせてご覧ください】
気づいたら続いていたことに「自分が本当に求めているもの」がある。
お月様のように。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』でモーニング・ページにトライ。


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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