やろうと思ったことには、全力でとりくまないと反省もできない。グリーンセイバー検定試験、悲喜こもごも。
6月末に受験した、植物と生態系の知識を問うグリーンセイバー資格検定試験の結果発表が出ました。
グリーンセイバーベイシックには合格!
しかしながら、ひとつ上級のグリーンセイバーアドバンスには不合格でした。
残念です。
参考過去記事はこちら。
植物オタク志願。(グリーンセイバー資格検定)(2015.5.12)
有料セミナー、ビフォーアフター。(グリーンセイバー資格検定)(2015.5.15)
当日、自分でも手応えが悪かったので、受験後ひとしきり落ち込みました。詰めが甘くて、やろうと思ったことを試験当日までに全部やりきれなかったのが敗因です。
不思議なもので、完全に苦手だと思っているプレゼンなどは、苦手だからこそ「やるべきだ」と思ったことを懸命にできる限り全部やっている。そうすると、その上で失敗したことについては、すっきりした前向きな気分で反省できるんですね。「ここはダメだったな」「次はここをなんとかしよう」と。
でも、「このくらいでなんとかなるんじゃないかな」ぐらいの気持ちだったのがまちがいでした。ダメです。あまあまです。「なんともならん!」と思い知るだけです。参りました。
このくやしい気持ちを今後に活かしたい。というか、活かすしかありません。
……気をとりなおして。
グリーンセイバーベイシックおよびアドバンスの受験に役立ちそうなことを、覚えているうちにまとめておきます。
グリーンセイバー出題の傾向
出題は、テキストの本文の一部を隠して、言葉を選択させるかたちになっています。ある意味本文を丸覚えしさえすれば点は取れるので、マーカーで重要そうなところに線を引きながら熟読する、という方法で、「試験勉強」は十分かと思います。
ただし、あれだけの量のテキストを丸覚えするのは物量的に大変です。つまるところ、きちんと理解した上で読み込む、という作業が必要です。
「一度内容をよく理解した上で」「テキストを読み込む」
これをきっちりやるのが、正攻法かと思います。
その意味では、セミナーを受けて正解でした。丸2日間受講するのはなかなかハードでしたが。正直、ひとりでテキストを読むだけでは、理解が追っつかなかった気がしています。
急がば回れ。リアルで理解するのが近道
自分が実際に見て実地で知っている、実感で理解していることは、すごく覚えやすかったです。つまり、机の上だけで勉強するよりも、自分が公園や野山で緑に接して、あるいは自分の手で植物を育てることで、よりテキストの内容が頭に入り、覚えやすくなるという一面があります。
自分が点を取れたのは、リアルの経験で知っていることプラスアルファの部分。点を取れなかったのは、とにかく丸暗記しようとしたところでした。
選択肢がなかなか巧妙
選択問題なので、当てずっぽうでもある程度点が取れそうなところなのですが、選択肢が実に巧妙にできていてですね……。実際わかってない人間に点を取らせてくれるような作りにはなっていません。なかなかシビアです。
時計を持参すべし!
盲点だったのですが、私は携帯電話を時計の代わりにしていたので、机の上に出せませんでした。おかげで時間配分があまり細かくできませんでした。まあ、体感で計ってもあまり大きくは外れませんでしたが。終了10分前にはコールしてくれます。
番号を選んでいく選択問題なので、時間が足りなくなることはあまりないかと思います。早くできた人は早めに退室することも可能で、さっさとできた人と、まったくできなかった人(がいたのかどうか)は、早めにどんどん退室していました。まじめにねばる人とあきらめの悪い人(私のような?)が、時間をいっぱいまで使っていた感じです。
知識が増えたことに感謝
4月5月に有料セミナーを受けてから、植物や自然に関する知識の地固めができて、ものの見え方が変わり、観察も撮影も俄然楽しくなってきました。この検定をきっかけに、「知る楽しみ」に気づいたことには、本当に感謝しています。植物や自然が好きな人であれば、資格とは関係なく勉強して損はない、興味深い内容になっていると思います。
講義や書籍でいくら学んでも、ブナもカシもコナラも区別がつかないのでは知識も役立たずなので、これから当分は、勉強したことを実地で確かめていきたいと思います!
そしてできれば、来年またアドバンスに挑戦したいものです。
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