ショップ情報001:植木・園芸市に行ってみよう。(せたがや梅まつり)
ベランダガーデニングのポイント002:植物は、お金も時間もかからない楽しみ。
で書いたように、植物はもともと比較的安いものです。
ただ、家の近くにある程度の規模の園芸店やホームセンターがないと、そういうお値段お手頃な植物を見たり選んだりする機会がないかもしれません。
そんな場合は、イベントとして開催されている「植木・園芸市」に行ってみるといいと思います。
先週末に行った、「第38回 せたがや梅まつり」の会場内に、植木・園芸市が出ていたので、今ある以上に鉢を増やしてはいけないのを承知で、ふらふらと見にいってしまいました。
思った以上の規模で、鉢植え植物についてはホームセンター顔負けの品揃え。
しかも、安い!
そして販売しているのは生産者さんや流通業者さん。売り物のことをよく知っている方たちなので、初めて購入する植物についても、どう世話したらいいのか、買うときに教えてもらえます。
知らない人にはマニアックな市に見えるかもしれませんが、いろんな意味で、かなり初心者向けといえます!
「こっちが何も知らないのをいいことに、高いものを買わされるんじゃないの?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、そういうときは、自分のお財布的に高いと思うものを買わなければいいだけです。
ミニバラでもいいましたが、ワンコイン500円までくらいのお手ごろ価格の植物は、ミニバラでも観葉植物でも多肉植物でも、丈夫で育てやすく増やしやすいからお値段お手ごろなのです。初心者が購入して、言われたとおりに水をやっているのにいきなり枯らすほど難しい植物は、ないと思っていいでしょう。
さて、どんなものを売っているかといいますと……
みんな大好き、キュートな多肉植物。数鉢をまとめ買いすると安くしてもらえる場合もあります。
野菜やハーブの苗たち。ミニミニ家庭菜園もいいですよね。大きく育つもの、プランターに植えたほうがいいものもありますので、どれくらいまで育つのか、お店の人に聞いてみましょう。
こんな小さなジンチョウゲ(沈丁花)の開花ポット苗も、紅白そろって売っていました。こんなに小さいのにつぼみが!? 来年もまた咲くのかしら? 気になることは、その場で聞きます。
植木市の王者(のイメージがある)盆栽。大きさとお値段が比例しない植物ですが、盆栽は「小さくて、かつ美しい」ところに意味がある植物なので、そこはもうしょうがない! 手のひらサイズの生きた植物に、イメージした風景を盛り込むという芸術品です。ここも、ものすごくお手ごろ価格だと思いました。「いいな」と思ったら買っちゃいそうなので、あんまりよく見ないようにしてました(笑)。
こちらは梅の盆栽。花が咲いて見頃の鉢も。そして安い!……だんだんただの「ほしいものリスト」みたいになってきました。
こちらはボケの花。ボケの花もいいですよね。丸っこくてあったかみがあって。赤と白の色まじりのが好きです。
チューリップにスイセンにムスカリ。秋植え球根を植えてなかったという方、芽が出た状態のここから育てると早いですよ! 春の開花を楽しめます。やわなビニールポットに植えられた「ポット苗」なので、これは大きい鉢に植えつけてあげてくださいね。
バラの大苗も売ってました。これだけはベランダガーデニング向きでも初心者向きでもないのでご注意を! これはあくまで「苗」なので、このあと巨大に育つ可能性があります。場合によっては、鉄のアーチをへし折るほどに!
花を見ずに買うバラの苗は中級者向きです。とりあえずは一度、花が咲いた開花株を買って育ててみてからのほうが、失敗せずにすむと思います。
夢が広がる植木・園芸市散歩でした。
世田谷区羽根木公園の「第38回せたがや梅まつり」は、2015年2月7日(土)〜3月1日(日)に開催。期間中の土・日・祝日に、植木・園芸市が開かれます。
こういった植木・園芸市、臨時ガーデニングショップは、よく「梅まつり」「バラフェスティバル」といった花関連のイベントで販売コーナーが作られています。また、区報や市報などで紹介されているような地元地域のイベントでも、見たことがあります。
通りがかりに見かけることがあったら、何をどんなふうに売っているのか、のぞいてみると楽しいと思いますよ♪
Spot Data
羽根木公園
公式サイト http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1217/1271/d00004240.html
場所 東京都世田谷区代田
アクセス 小田急線梅ヶ丘駅下車徒歩5分、井の頭線東松原駅下車徒歩7分、小田急バス梅ヶ丘駅北口下車徒歩5分、東急バス代田四丁目徒歩7分
季節の花 梅林があり、毎年「せたがや梅まつり」が開催されている
備考 テニスコート、軟式野球場、プレーパークなどの施設あり
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