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2015-02-05

春を告げる小さな花。(スノードロップ)

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スノードロップ 2015.2.4 東京都練馬区

スノードロップ 2015.2.4 東京都練馬区

2月4日は立春でした。

どんなに寒くても、ここからはもう、春です。明日は雪が降るとか言われていますが、3月まではまだまだ寒いでしょうが、それでも。

毎年、立春には律儀に咲いているスノードロップ。今年もちょうど立春に開きました。

球根は大小合わせて8個あったんですが、今年の花は2輪の模様。

スノードロップは、球根1球につき、ひとつ花が咲きます。寒い中育った小さなしずく型のつぼみが、昼には開き、夜は閉じてしずく型になる。これを一週間ほど繰り返して、その年の花は終わります。

花びらの長さが1.5cmという、小さな小さな球根植物です。うつむきがちに光をたたえて咲くところがなんともかわいらしい。うちのベランダで春に一番早く咲く花です。

よそ様の開花レポートを見ていると、早いところはもうとっくに咲いているので、立春に咲くのって実は結構遅めなのかも……と、今年初めて知りました。

いつも遅めに開く理由は、

  • 秋の水やりを開始するのがいつも遅れがちだから
  • 今住んでいるところが東京で一番寒いといわれる区だから

さて、どちらでしょう……?

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気温が下がりはじめると、花びらが閉じはじめて、しずく型のつぼみに戻ります。明日の朝までおやすみなさい。

 


Plants Data

スノードロップ

和名 スノードロップ、マツユキソウ(待雪草)
英名 Snowdrop
学名 Galanthus L.
分類 ユリ目ヒガンバナ科ガランサス属
原産地 自生地はイギリス。修道僧がイタリアから持ち帰ったと考えられている
耐寒性 強い。屋外で冬を越す。寒さに当てないと芽が出ない
備考 ロシアの児童文学作家マルシャークの戯曲「森は生きている」の主人公の少女が、大晦日に継母から「吹雪の森で採ってこい」と言われる「マツユキソウ」は、このスノードロップとされている。

Calendar

1月〜3月 開花期
2月〜4月 花後に肥料
9月〜10月 植え付け、植え替え
手間がかからず育てやすい。一度植え付けたら、休眠期も掘り上げは不要。基本的で植えっぱなしでOK

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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