春を告げる小さな花。(スノードロップ)
2月4日は立春でした。
どんなに寒くても、ここからはもう、春です。明日は雪が降るとか言われていますが、3月まではまだまだ寒いでしょうが、それでも。
毎年、立春には律儀に咲いているスノードロップ。今年もちょうど立春に開きました。
球根は大小合わせて8個あったんですが、今年の花は2輪の模様。
スノードロップは、球根1球につき、ひとつ花が咲きます。寒い中育った小さなしずく型のつぼみが、昼には開き、夜は閉じてしずく型になる。これを一週間ほど繰り返して、その年の花は終わります。
花びらの長さが1.5cmという、小さな小さな球根植物です。うつむきがちに光をたたえて咲くところがなんともかわいらしい。うちのベランダで春に一番早く咲く花です。
よそ様の開花レポートを見ていると、早いところはもうとっくに咲いているので、立春に咲くのって実は結構遅めなのかも……と、今年初めて知りました。
いつも遅めに開く理由は、
- 秋の水やりを開始するのがいつも遅れがちだから
- 今住んでいるところが東京で一番寒いといわれる区だから
さて、どちらでしょう……?
気温が下がりはじめると、花びらが閉じはじめて、しずく型のつぼみに戻ります。明日の朝までおやすみなさい。
Plants Data
スノードロップ
和名 スノードロップ、マツユキソウ(待雪草)
英名 Snowdrop
学名 Galanthus L.
分類 ユリ目ヒガンバナ科ガランサス属
原産地 自生地はイギリス。修道僧がイタリアから持ち帰ったと考えられている
耐寒性 強い。屋外で冬を越す。寒さに当てないと芽が出ない
備考 ロシアの児童文学作家マルシャークの戯曲「森は生きている」の主人公の少女が、大晦日に継母から「吹雪の森で採ってこい」と言われる「マツユキソウ」は、このスノードロップとされている。
Calendar
1月〜3月 開花期
2月〜4月 花後に肥料
9月〜10月 植え付け、植え替え
手間がかからず育てやすい。一度植え付けたら、休眠期も掘り上げは不要。基本的で植えっぱなしでOK
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