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2015-02-06

カランコエは暴れん坊。

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カランコエ 2015.02.04 東京都練馬区

カランコエ 2015.02.04 東京都練馬区

我が家のカランコエが咲き始めました。気温が5度を切ってから室内に取り入れるだけの、基本放置で育てている花です。

……それにしても。

見てください、この自由奔放傍若無人な伸びちらかしっぷり。

にょにょにょにょーーーんと茎は伸びまくる、自分の重さで倒れる、倒れても平気の平左で、そこからまた立ち上がってくる。

その繰り返しで、こんなになりました。

こんなふうに育った状態を、園芸用語で「暴れる」といいます。

150204kalanchoe3

最初は、「日照不足で徒長したかな?」と思っていたのですが、数年にわたる実験と観察の結果、もうこれはどうしようもない、こういうものだと思うようになりました。

左の茶色い鉢が、親の株。手前の緑色の鉢が、昨年親の株の枝を切って土に挿し、新たに育てたものです。

枝を挿したカランコエは、最初のうちこそコンパクトに品良く育っていたのですが、根を張ってからはぐんぐん上に伸び出し、結局自分の重みで傾いて、またそこから上へ伸びていきました。南向きのベランダで秋まで日に当てっぱなしで育てたので、さすがに日照不足とは思えません。

カランコエを育てているほかの方のブログなども拝見したところ、「カランコエは暴れる」ということをおっしゃっていて、「……ですよね!」と拳を握りました。

そんなわけで、レリゴー、ありのままに♪

植物には持って生まれた習性があるので、伸び方はそれぞれ遺伝子に刻まれたもの。切ったり日に当てたり当てなかったりで調整できる部分もありますが、基本的に、上に伸びる、横に広がるという本来の特性を曲げることはできません。

それにしても、もうちょっとお行儀よく育ってくれればと思わないでもないですが!

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好きな色を長い間探して購入した、お気に入りの濃オレンジの八重咲きです。

購入したときはもっとコンパクトでかわいい株だった……はずです。もう思い出せませんが!

 


Plants Data

カランコエ

和名 カランコエ
学名 Kalanchoe
分類 ユキノシタ目ベンケイソウ科カランコエ属
原産地 マダガスカル島、南アフリカ、東アフリカ、ソコトラ島
耐寒性 やや弱い(5度以上)
備考 低木の多肉植物。日が短くなると花芽がつく短日植物。花色は白、黄色、オレンジ、ピンクなど豊富

Calendar

10月〜5月 開花期
6月 植え替え/肥料
9〜10月 植え替え/肥料
11〜3月 最低気温が5度を切ったら室内で冬越し
乾燥に強く、過湿に弱いので、乾かし気味に育てる。水はけのよい土を好むので、植え替えの用土は、「赤玉土4:腐葉土4:川砂2」、あるいは市販の「多肉植物用の土」を使う

※「地上部に対して根が少ない状態を解消し、摘芯するとコンモリと育つ」という説があったので、今季以後試してみます。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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