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2014-11-22

晩秋の公園を散策。初めてのフォトウォーク03

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先週末のかさこ塾祭りで、塾生の川口ヒロキさんが開催した「写真散歩(フォトウォーク)」に参加してきました。

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「遊具のある公園。初めてのフォトウォーク01」
「池のある公園に到着。初めてのフォトウォーク02」

今回の散歩の目的地が、この池のある公園のようです。

レンタルしたトイカメラはフィルム式。1枚パチンとシャッターを押しては、ジリジリと独特の音をたててフィルムを巻き上げます。その手応えの懐かしさ。
構えてはシャッターを押して、フィルムを巻くという手作業が、昔フィルムカメラで写真を撮っていたときの記憶を呼び起こします。
はずみで、自分が撮った写真の失敗など、いろんな雑多な記憶が脳裏にふくれあがってくるのが、なんとも不思議でした。

まあそれはともかく、実際にやっているのは、ぽてぽてと歩いては、気になるものがあったらパチリとやる作業です。同行している川口さんがわりとマイペースなので、こちらもあまり気にせず、気になったものがあったら足を止めて撮ります。

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ボートが浮かぶ池。やはり明暗差が大きいところは、きれいに再現するのは厳しいようです。でも完全に白飛びはせず、DPE屋さんは比較的きれいに出してくれている気がします。

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主役を作ってみたらどうかなと思って、立ち木を入れてみました。
うん。なんというか。うん。……まとまりにくいなあ!

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サザンカの茂みがきれいだったのでパチリ。これももうちょっと暗いトーンに焼いてくれたほうが好みかも。

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木々の枝。落葉が進んで、枝のシルエットが美しく出始めています。あと少しで枝のかたちが美しく映える冬が来ます。

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ちょうど前に自分の影が落ちていたので、自画像(シルエット)。

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ベンチのある池のほとり。トイカメラらしい粗い絵ですが、自分がとらえたかった明暗のきれいさは、押さえることができたかも。

そして……次が、今回のある意味一番の傑作?

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なんだこりゃ! 写真を見て驚きました。
ボートが浮かぶ池を撮ったんですが、ありえないファンタジックさに。
撮っているときに呼ばれて動いたかな……なにこの躍動感。
不思議な1枚が撮れました。
これはなかなか……デジタルではないなあ。
撮りながらカメラを振ってみたら、再現できるかな……?

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木の枝のきれいさを撮りたかったんだけど、うーん、これは可もなく不可もなく。

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色づきはじめたモミジの木を撮りたかったんだけど、うまい構図がみつかりませんでした。枝先から深紅に変化しはじめていて、本当にきれいでした。
そしてまた右側に、謎の光。
日光などがレンズに入ると、こうなるのかな?

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花壇に花がきれいに咲いていて、それを熱心に撮っていたおじさまがイイ感じだったので、ひそかに撮らせていただきました。

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これは、池のほとりに展示されていたアート。「壊れた鏡に自分の姿を映してみてください」とあったので、また自画像を撮ってみました。たまたまですが、主催者の川口さんも映りこんでいます。
ちょっとユニークな絵になりました。

そろそろ池のほとりを一周し、時間もほどよくなったので、戻ることになりました。
なんとなく、昔フィルムカメラを撮っていたころのくせで、最後のフィルムを1〜2枚残したところで撮影を終了しました。フィルムを撮りきったあとで撮りたいものに出くわすことがたまにあったので、1〜2枚残して帰宅し、あとは家のものでも撮影して現像に出していたな……と思い出しました。

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帰り道、ブロック塀の上に「登るべからず」的な金属の↑がいっぱい。幾何学的な並びがおもしろくて、つい撮りたくなってパチリ。

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通りがかりに見える庭に、何やら黄色で大きな実の柑橘類が、枝もたわわに実っていました。これは撮らずにはいられない、とパチリ。
ここでめでたくフィルムが終了となりました。

 

散歩自体はここまでですが、このあとフィルムカメラには、現像という作業が必要になります。

続きます。

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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