フィルムを現像して終了。初めてのフォトウォーク04
先週末のかさこ塾祭りで、塾生の川口ヒロキさんが開催した「写真散歩(フォトウォーク)」に参加してきました。
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「遊具のある公園。初めてのフォトウォーク01」
「池のある公園に到着。初めてのフォトウォーク02」
「晩秋の公園を散策。初めてのフォトウォーク03」
てくてく散歩して行きついた池のある公園は、東京都杉並区の善福寺公園でした。(アクセス/荻窪駅・西荻窪駅・上石神井駅からバス)
散歩は終了しましたが、このあとフィルムカメラには、現像という作業が必要になります。
今日撮った写真に何がどう写っているのか皆目わからない、という感覚は、ずいぶん久々です。干支がひとめぐりするほど前には、確かまだフィルムカメラだったんだけどなあ。
川口さんに教わったとおり、DPE屋に持っていって、「現像」と「CD-R書き込み」を依頼しました。ちなみに「CD-R書き込み」も初めてです。
パレットプラザで、お値段は両方合わせて1,188円(税込)。
カメラのキタムラだと、現像とCD-R焼き込みを同時に依頼すると割引価格があってお得なのですが、うちの近所にキタムラがなく、電車賃考えたら大した割引にならなかったので、近所で頼みました。
1日2日の時差なんですけど、「どんな写真が撮れているのか」というワクワク感といったらなかったです!
できあがった写真を見た感想は、「フィルムカメラで撮ってた頃に比べたら、自分、写真上手くなったなあ」でした!
手前味噌? いや確かにそうなんですが。
昔、フィルムのコンパクトカメラで撮っていたころ、「カメラが良くなったらもっと上手く撮れる」ような気がしていました。
そして、デジタルコンパクトカメラを経て、ミラーレス一眼を持つようになった今、確かに多少人様に見せられる写真にはなった、のですが。
写真の上手さって、そういうことだけではありませんでした。
昔撮った写真に比べると。
- 手ぶれしないよう、シャッターを押し込むときに十分注意すること。
- 水平を意識して、カメラを構えること。
- ファインダーの隅々までちゃんと見て、構図を確認してからシャッターを切ること。
ただこれだけ、たったこれだけで、トイカメラで撮った写真も、結構見られるレベルになっている気がして、なんだか自分でびっくりでした。
でも、そういうことを覚えられたのは、デジタルカメラで現像代を気にせず、たくさんたくさん撮ったからなんですよね。
そして、撮った画像をすぐその場で確認できて、成功も失敗もすぐ頭に焼き付けることができるのも大きかった。
そんな体験を経て、久々に戻ってきて体験したフィルムカメラ撮影は、とても懐かしく、楽しいものになりました。いろいろ考えて工夫した分、すごく「自分で撮った」感のある写真にも。
そして。天気がよくて景色がよければ、カメラが何でも素敵な写真になる。これ真理!
あと、今はデジタル補正も多少は知っているので、もう多少暗いとか明るい写真は、失敗したとは思いません!
少し明るさを調整するだけで、「撮りたかった」写真に近づきます。これはデジタルの恩恵。
ちょっと白っぽく撮れちゃったな……と思った写真も、こんなふうに「撮りたかったイメージ」に。
何を急ぐこともなくぷらぷらと歩き、「お散歩」を楽しむ余裕から最近ちょっと遠ざかっていたことも思いだして。
スローフォト,楽しみすぎました。
たぶんこの企画、数人で誘い合わせて参加して、人を入れてお互いに撮りあったり、映した写真を互いに見せあったりしたら、もっともっと楽しいんじゃないかと思います。
トイカメラで撮るのは、小さい子どもにもできるから、親子で参加して、みんなそれぞれにカメラを持つのも楽しそうです。
また、肖像権の問題をクリアする必要はありますが、人が入る街散歩・街フォトも面白いものになりそうです。
楽しい体験をさせてもらいました。
久々にミラーレスに、単焦点レンズをつけてみようかな。
そして一枚一枚を、もっと丁寧に撮ってみようか。フィルムカメラの心で。
写真は奥が深いです。