ミニバラ好きなら、「バラショウ」のバラ盆栽をチェック。
バラの一大イベント「国際バラとガーデニングショウ」で、ミニバラ好きが必ずチェックすべきなのが、「バラ盆栽」のコーナーです。
毎年、丹精込めて世話をされ、見事に花をつけたミニバラが多数見られます。

バラ盆栽 2016.5.15 埼玉県所沢市・第18回国際バラとガーデニングショウ
盆栽は、植物で情景を作る生きたアート
盆栽は、ミニチュアの木で小さな情景を作るという、生きた植物を使ったアート。花や樹形が小さなミニバラにはぴったりです。

毎年人気、熟練の技によるバラ盆栽の数々
「国際バラとガーデニングショウ」では、毎年、時代劇をテーマにミニチュアのジオラマを配した和の情景のバラ盆栽が見られます。

バラ盆栽「剣客商売」
さまざまな品種のミニバラが一堂に集うのも、見ものです。まるでミニバラ図鑑です。

ミニバラ、品種名「雪姫」
今回は、バラ模様の器とバラのコラボ企画
今年は、イベント全体のテーマが「Paris パリ」だったこともあって、バラ模様の器とバラのコラボという企画が行われていました。

バラ模様の鉢、コーヒーカップとバラ盆栽のコラボ
器は、デザイナー川島彩未さんによる伊万里鍋島焼。壁を飾るイラストも、川島さんが手がけたものだそうです。会場でお会いでき、今回のコラボ企画のこと、自分が手がけた器のことを語ってくださいました。

バラ模様の伊万里鍋島焼のカップ&ソーサー
バラ模様の鉢にバラを植えるので、くどくならないよう、バラの意匠化を工夫したそうです。確かに和の趣もあり、適度に図案化されているので、バラ盆栽の世界とマッチしています。

ブルーのバラ文様が美しい、伊万里鍋島焼の盆栽鉢
バラ盆栽で「和のバラ」が楽しめる
「和のバラ」というテーマは、もともと東洋趣味の強い私も興味を持っているところで、このセンスはドストライク。この鉢やカップは購入できないのかうかがったところ、今後発売予定とのことです。

和洋折衷のおしゃれでモダンなミニバラ盆栽、素敵です
意外にも、和風の風景やアイテムとバラの花は、取り合わせ次第でとてもよく合うのです。フランス式やイギリス式、カントリー調のバラ園も素敵ですが、侘び寂びの世界に佇む無造作なバラの木、なんていう光景に心惹かれます。そういうセンスの世界があるのも、かつてバラショウのガーデンコンテストで知りました。

白い窓辺と、伊万里鍋島焼の器に植えられた、ミニバラの小さなスタンダード仕立て
世田谷区にあるバラ盆栽の同好会のチラシも配布していました。以前から興味があったので、うずうずします。

ミニバラ、品種名「ほほえみ」
今回は特に、これまでにない企画で、とても楽しめました! ミニバラ好きさんは、要チェックですよ。
【こちらもあわせてご覧ください】
・バラ育成に興味があるなら、「国際バラとガーデニングショウ」へ。
・バラの豆知識002:初めてのミニバラを買って幸せになるために。注意点5つ【前】
・バラの豆知識003:初めてのミニバラを買って幸せになるために。注意点5つ【後】
Event Data
第18回 国際バラとガーデニングショウ
公式サイト http://www.bara21.jp/
開催期間 2016.5.13(金)〜5.18(水)
会場 西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)
アクセス 西武球場前(西武線)駅から徒歩5分
備考 国際バラとガーデニングショウでは、毎年異なるテーマを設定している。第18回(2016年)のテーマは「Paris パリ」。会場全体が、パリのおしゃれな小路をイメージしたデザインになっている。また、世界各地から250種のバラをコレクションし、バラの歴史を塗り替え「近代バラの母」と呼ばれるナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに捧げる庭が場内の中心に作られた(写真)。
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