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2015-03-16

コブシの花が開花中です。

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白くてひらひらと華やかで可憐な、コブシの花が咲き始めました。

 

コブシ 2015.03.13 東京都練馬区

コブシ 2015.03.13 東京都練馬区

以前にレポートした近所の木は、まさに開き始めの状態。

 

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ふかふかの毛が生えたつぼみのコートがふたつに割れて、白い花びらが顔を出しています。

花はすべて枝先に一輪咲いているのも特徴ですね。

 

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木によってはすでにかなり開花したものもあります。

 

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ソメイヨシノよりも一足早く、白くこんもりと清楚な花を咲かせる、春の到来を告げる花木です。

 

コブシ 2015.03.15 東京都渋谷区

コブシ 2015.03.15 東京都渋谷区

渋谷区でもつぼみがぽこぽことふくらんでいました。コブシの開花時期については、練馬区とほかの23区内で、大きい差はないようです。(→参考:梅の場合)

 

ちなみに、コブシとハクモクレンの違いを調べていたら、「コブシは花の下に1枚葉がついている」とWebで複数の記載を見つけたのですが、

これは葉っぱではなくて、つぼみを覆っていた毛皮のコートが割れたもののなごりのことではないのか?

……と、花を見ながら考えています。そもそも葉っぱまだ出てないし

Webの記述をうのみにするのは危険だと思いました。私も気をつけなくては。

 

というわけで、咲く時期もほとんど重なっているコブシとハクモクレンの違いは、以下のポイントです。

  • 花が少し小さいのがコブシ、花が少し大きいのがハクモクレン。
  • ひらひらと花びらが全開して、花があっちこっち向くのがコブシ、咲いても閉じたかたちで花が上を向いているのがハクモクレン。
  • 花のつけねに、葉っぱのようなもの(つぼみを覆っていた殻のなごり)がついているのがコブシ、何もついていないのがハクモクレン

 


Plants Data

コブシ

和名 コブシ(辛夷)
英名 Kobushi magnolia
学名 Magnolia kobus
分類 モクレン目モクレン科モクレン属
原産地 日本の九州、本州、北海道、韓国の済州島に分布
耐寒性 強い
備考 樹高10〜20メートルの高木の落葉樹。庭木としてはそれなりのスペースが必要。「コブシ」が英名・学名になっている。種まきや田植えの時期を知らせる花とされてきた。

Calendar

1月〜2月 肥料
2月〜3月 植え付け
3月〜4月 開花期
4月〜5月 花が終わった直後に剪定
6月頃の翌年の花芽が形成されるので、枝の剪定をするなら、開花の直後に行う。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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