バラの豆知識004:DNAのイタズラ「枝変わり」。
今年、我が家で咲いた不思議な花。
白いポリアンサ・ローズのシュネー・プリンセスに、赤白、ツートンカラーの花がつきました。
気温のせい? それとも肥料の加減?
バラ好きな知人に話したところ、「それはDNAのなせるわざよ」と言われました。
なるほど、これが「枝変わり」というものか……。
枝変わりとは、「植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実 などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うもの を生じる現象」(Wikipedia)とあります。
私が好きなカップ咲きのポリアンサ・ローズ、白いシュネー・プリンセスは、バラ図鑑に、紅色の「ディック・コスター」というバラの「枝変わり品種」と書かれています。
枝変わりってなんだ? そんな、同じ木の違う枝に違う色の花が咲くなんてことが……
あるもんかと思っていましたが、どうやらあるらしい。
ディック・コスターはまさに、こんな色のカップ咲きの紅バラです。
そうするとこれは、部分的先祖返りとでもいうべきかもしれませんね。
ん? そうするとこの枝を切って土に挿したら、ツートンカラーのバラの花が咲く新品種ができたりして!?
……まあ、突然変異は突然変異なので、そんな簡単に定着するとも思えないんですが。
四季咲きのバラは、いつもまったく同じ色かたちの花が咲くとは限りません。季節やDNAのイタズラによる、その変化もまた楽しいものです。
忙しくしている間に秋バラのシーズン10月が過ぎてしまい、ちょっとしょんぼりしています。
でもしょげてるヒマはありません。
そろそろ平地でも木々がきれいに色づいて、紅葉の最盛期が目前です。
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