実りの秋の準備、粛々と。(栃木県足利市)
立秋が来たから、無理矢理秋気分にならないといけないわけではもちろんありませんが、植物は粛々と季節を進めています。
栃木県の足利に遊びに行ってきました。
まだ青いものの、秋の実りの準備がかなり進んでいました。
コナラ(?)
明るい照葉樹林の山道に、なぜか枝の先っぽだけ葉つきできれいに切り落とした青くて小さなドングリが、山のように落ちていました。
鳥が摘み落としたのか? 木が自分で落としたのか? 本当にたくさん、見渡す限り落ちていました。謎です。
葉っぱとドングリのかたちから見て、コナラでしょうか。
クリ
もさっと茂っている木をよく見たら、クリの木に青いイガが、みっしりとついていました。
カキ
こちらはカキ。丸い実が青青としています。
サルカニ合戦でサルがカニにぶつけた青ガキが、さしずめこんなものでしょうか。投げつけられたら痛そうです。
ヨウシュヤマゴボウ
道ばたの茂みに、ヨウシュヤマゴボウ。こちらも黒々と熟すのはこれからです。有毒で有名です。食べるな危険。
フジ
あしかがフラワーパークの藤の子どもの木だという見事な藤棚にも、豆がぎっしりとぶらさがっていました。満開時の花のすばらしさが想像できます。
別の藤棚で、あれ? 8月にフジの花が咲いていました。
真下に垂れ下がる5月のフジとは、花の咲きぶりがまったく違います。
8月に花が咲くムラサキナツフジというのがあるらしいんですが、写真を見比べると、それとも少し違うような。
フジの花にもいろいろあるようです。
ブドウ
こちらは観賞用のブドウ棚。
熟すと赤くなる品種でしょうか。おいしそう!
こういうのを見ていると、心がゆたかになります。まだ食べていないのに、食べるときのことを想像して、うれしくなるような気分です。
ブドウの葉にトンボ。
トンボは姿といい飛びっぷりといい、軽やかで涼やか。見ると嬉しくなります。
トンボの種類はわかりにくいですね。シオカラトンボのメスかな?
小高い山の上から見た足利。土地の起伏がとても美しい。気持ちのいい風景でした!
連日の猛暑が一息ついたものの、暑さはまだまだ体力を奪います。そろそろ暑さと冷房疲れで、身体もしんどくなってきました。
でも、緑の里山の空気を吸ってリフレッシュ。こういった実りの準備を見ていると、秋が本当に楽しみになります。
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