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2015-08-08

立秋の六義園。

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アサガオ 2015.08.08 東京都文京区・六義園

アサガオ 2015.08.08 東京都文京区・六義園

正午を回ったというのに、鉢植えのアサガオの花びらが瑞々しくぴんと伸びていて、ちょっと感動しました。六義園の受付の方に聞いたところ、気温が少し低くて、鉢ごと日陰においてやれば、しぼまずにそれなりに保つのだそうです。涼しさ、万歳。

 

今日、8月8日は「立秋」です。暦の上では、今日から秋。

道を歩くだけでゆであがりそうな猛暑が昨日まで続いていましたが、今朝起きたら風が吹いていて、空気がわずかにひんやりとしていました。

「天候はカレンダーが読めるのか?」と思うような不思議が時々起きます。いや逆で、こういった気候の変わり目を、昔の人がちゃんと感じ取っていたということなのでしょう。

少しだけ歩きやすくなった気候の中、六義園を散歩してきました。

 

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暑さにも負けず、結構な勢いで咲いているのは、おなじみヤブミョウガの花。

 

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その葉っぱに、セミの抜け殻がついていました。

 

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たくましい前足。爪の食い込みがすごい!

 

しっかりと爪を植物に打ち込んでおいて、自分の体の重みをかけて全力でぶらさがり、これまで自分の行動を制限してきた狭い殻から自由になるセミの気持ちを、しばし考えてみました。

人はセミを見て、「地上に出てわずか一週間のはかない命」なんて勝手なことをいいますが、案外余計なお世話だと思うんですよね。

たとえば人の人生が70年以上生きられないと決まっているとして、60歳まで成長しつづけて、60歳になったら脱皮して空が飛べるようになって、まったく新しい人生と輝ける恋の季節が待っているとしたら……?

なかなか悪くない人生だと思いませんか?

去年このことに思い至ってから、セミの人生もいいなと思うようになりました。むしろ、そんな人生を送ってみたい。

 

あちこちでセミの抜け殻が見つかります。
こんなところにも。

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この白百合があちこちに咲いていました。たぶんタカサゴユリではないかと思います。種が風に運ばれて、分布を広げるそうなので、園内でいつのまにか増えちゃったんでしょうね。そんな咲き方でした。

 

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厳しい暑さが一段落して、動物たちもほっと一息ついているでしょうか。

 

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猛暑もようやくひと区切り……だといいですね。
秋の気配を少しずつ探していこうと思います。

 


Spot Data

六義園

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公式サイト http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index031.html
場所 東京都文京区本駒込6丁目
アクセス
JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分
季節の花
3月にしだれ桜のライトアップ、11月下旬〜12月上旬に紅葉のライトアップが行われる。ツツジ、サツキ、アジサイも見頃には美しい。
備考
文学に造詣が深く風流で知られた柳沢吉保が自ら設計した「回遊式築山泉水庭園」。五代将軍・徳川綱吉から下屋敷として与えられた駒込の地に造り上げた。明治時代に、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となったのちに、東京市に寄付されて一般公開された。小石川後楽園ともども、東京の二大庭園に数えられる。
入園料 一般及び中学生 300円
開園時間 午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
定休日 年末・年始 (12月29日~翌年1月1日まで)

 


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