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2016-08-10

「植物のように生きたい私の時間」を発信するブログです。

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ブログのタイトルを、

〈グリーンフォトライター宮野真有の“わたし”時間〉

に変更しました。

以前は

〈グリーンフォトライター宮野真有の植物時間〉

としていたのですが……あれ、植物が“わたし”になってますね?

2016.08.09 真夏の影 東京都文京区・六義園

2016.08.09 真夏の影 東京都文京区・六義園

植物写真からスタートしたブログ

自分が好きな植物のブログをやりたい……と思って、2014年7月末にこのブログはスタートしました。

自分では下手の横好きと思っていた植物写真も、ブログに載せて人に見てもらうことで上達するという、思っていた以上の効果もありました。

一方で、長年雑誌ライターをやってきたことから、「文章について、こんなことを知りたい、教えて!」と知人に頼まれたことがきっかけで、2015年2月に、文章術レッスンがスタート。

試行錯誤しながら続けてきて、「自分が持っているスキルが人の役に立つ」ことを実感し、今、文章メニューをもう少し広げようとしています。

そうして気づいたら、「ここ、植物ブログじゃないよね?」というミスマッチが生じていました。

「マイペース」をコンセプトに

自分の個性を知り、自分のペースで生きる「マイペース」が、穏やかな強さと最大限の成果をもたらす。

世の中の変化の激しさに疲れたとき、あえて速度を落としたり一度立ち止まったりすることで、未来への視野が開けてくる。

そんな考えが自分の中でだんだんハッキリしてきたのですが、一方で「マイペース」というと、「単に遅いことの言い訳でしょ」という見方をされがちです。

確かに、他人に迷惑をかけないよう期限を守るのは、社会人として当然のこと。

でも、たとえば健康とか。たとえば家族との時間とか。
そのために犠牲になるものが多い場合は、世の中に追いつくためだけに頑張る生き方を見直してもいいのではないかと思うのです。

 

「植物時間」は「植物のように生きたい私の時間」

植物が好きです。

小さなスペースにすべりこみ、わずかな日光をとらえて、スピーディーに小さな自分だけの花を咲かせ、どこまでも広がっていく雑草たち。

自分だけの力で立つことができなくても、しっかりと他者につかまるトゲやつるを持ち、ぐんぐんと家よりも高く伸びていき、高い視点からほかの誰も見ない景色を見渡すつる性植物。

稚樹のまま何年も何十年もチャンスを待ち、一旦そのときが来たら自分のペースで、自分の方法で伸びていき、やがて大樹に育つ巨樹たち。

植物を見つめながら学び、考え、また見るうちに、「そうか、自分は植物みたいに穏やかに個性的に強くなりたいんだな」と気づきました。

そんな私が考える、持続的に楽しめる文章術を、このブログでももっとシェアしていきたいと考えています。

 

「時間」という言葉に含まれる多様なイメージを全部

「時間」という言葉には、いろんな意味が含まれています。

最初「植物時間」という言葉で考えたのは、植物に流れる時間、という意味です。
人間より動きがないように見えるけれど、成長ぶりは目に見えるほどめざましいし、着実に伸びていく。そのエネルギーは驚くほど。

それから、四季の変化、という意味もあります。
季節の折々の花や植物を写真で記録に残していけば、おのずとそこには四季のリズムが生まれます。見たら四季を感じられる、ひと息つけるブログにしたいという思いがありました。

「一生に与えられた時間」を指すこともあります。
『ゾウの時間 ネズミの時間』という書籍がありましたね。体のサイズが違い、寿命が違っても、一生の間に心臓が脈打つ総エネルギー量は、サイズに関わらず同じだというのです。

それを思えば、気ぜわしくせかせかと生きる人と、のんびりして世間のペースに合わない人、どちらも本来、一生に感じる幸せの量は変わらないのではとも思うのです。

人間が思考する、頭の中で考える時間、という概念もあります。
ヒトは今ここにしか存在しえないけれど、その思考は、過去から未来までを俯瞰することができます。

東京都の明治神宮の鎮守の森は、明治天皇が崩御されたのちに、「100年後の姿を見込んで構想され、デザインされ、全国から集めた木で荒地に作られた人工林」なのだそうです。

日本人がつくった自然の森――明治神宮「鎮守の杜に響く永遠の祈り」 - Webナショジオ
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110617/274594/

そのことを知ったとき、感動しました。
今の日本で、100年かけて成長し、100年後に残る、価値あるものを作っていこうという視点が、どれだけあるでしょうか?

自然保護にも国作りにも、そういった視点は必須のはずなのに、何もかもが時間に追われて、ただただ流れていこうとしている。何かをしたい。

さらにいえば、あなたとわたしが、今Webを通して同じ時を共有している、これも「時間」。一期一会、という意味もあります。

 

……と、あれこれ考えてみたのですが。

 

日頃つらつらと考えていることを並べたら、なんか壮大になりすぎました。一旦忘れてください!

植物のように生きたい私は、実のところ、ネズミのようにせかせかじたばたと動き回っています。でもだからこそ、あれこれと「時間」のことを考えるし、穏やかな満足を得たいとも思うのです。そのために考えること、することはいっぱいあります。

文章、写真、植物、そのほか知りたいこと伝えたいもの、全部ここに詰め込みます。そこから何が生まれるか、お楽しみに。

そんな気持ちから、タイトルを改めました。

Instagram、始めました。今後ともどうぞよろしく。

写真SNS「Instagram」を、勧められて最近始めたので、そちらと連携しつつ、植物写真は続けていきます。

写真は写真で、植物のふしぎさや美に、もっとアプローチしてきたいと思っています。
もっともっといい写真が撮りたいですね。

 

つまるところ、日々の書きつけは今の自分にあった、お気に入りのノートに記したいという気持ちです。これからもどうぞよろしくお願いします。

「自分も、ブログをリニューアルしたいなあ」と思っている皆さん、そう感じたら、ブログやサイトの模様替え時かもしれませんよ。

 

【こちらもあわせてご覧ください】
ブログをリニューアルしました。

 


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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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