アガパンサスは、梅雨入りの頃に開き始める。
アジサイの花がシーズンを迎え、ヤマアジサイに続いて園芸品種も最盛期を迎えています。
梅雨の季節の花といえば、アジサイにハナショウブ。よく香るクチナシ。ユリもいろんな種類が開花期を迎えています。
その中で私が好きなのが、アガパンサス。アジサイと並んで、梅雨を代表する花のひとつ……というイメージです。
ネギボウズみたいなそのつぼみが開きかけているのに遭遇しました。
関東は6月8日午後、梅雨入りを発表しました。昨年より3日遅く、平年並み。平年並みであれば、梅雨明けは7月21日頃といわれています。
これでいくと関東の、少なくとも練馬界隈のアガパンサスは、大体梅雨入りの頃に開きはじめるといっていいかもしれません。
まっすぐに高く伸びてきたつぼみの、最初の姿はこんな感じ。しずく型のふくろに包まれています。
外側のふくろも、ほのかに花の色=青紫に色づいています。
つぼみがふくらむと、ふくろが開き、ほこほことこぼれるようにつぼみが展開していきます。
一度広がりはじめると、どうやってこの小さなふくろの中に収まっていたのか、もうわかりません。
ヒガンバナに似て、小さいユリ型の花がたくさんあつまった姿をしていますが、ヒガンバナよりずっと一房の花の数が多いのが特徴です。
開いていくつぼみの姿が大好きです。やわらかでありながらまっすぐなエネルギーに満ちている。ためた力をぐぐぐと放出している姿は、満開の姿よりも美しく感じます。
別のところでは、円形に展開しきったつぼみが、次々と開きはじめていました。
アジサイと同じく、雨に映える花なので、これからが楽しみです。
Plants Data
アガパンサス
和名 ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
学名 Agapanthus africanus (L.) Hoffmanns.(ムラサキクンシラン)
分類 キジカクシ目ヒガンバナ科アガパンサス属
原産地 南アフリカ
耐寒性 強い(0度以上)
用土 赤玉土7:腐葉土3
備考 多年草。名前は、ギリシア後のアガペ(agape,愛)+アントス(anthos,花)から。分類体系によってアガパンサス科・ヒガンバナ科・ユリ科など、異なる科に分類されている。
Calendar
3月〜5月 肥料
4月〜5月 植え替え・株分け
6月〜9月 開花期
9月 肥料
9月〜10月 植え替え・株分け
冬でも葉が枯れない常緑種と、冬に葉が枯れる休眠種、中間タイプの中間種がある。地上の葉が枯れても、春にまた芽が出てくる。寒さに強く、凍らない限りマイナス10度ぐらいまで耐える。路地植えにも向いている。
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