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2014-12-07

ホオズキのジャム。

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ホオズキのジャム 2014.12.04 東京都練馬区

ホオズキのジャム 2014.12.04 東京都練馬区

福島のお土産に、ホオズキのジャムをいただきました。
無農薬、有機肥料で栽培された食用ホオズキを使い、今年製品化が実現された珍しいものです。五色沼で有名な裏磐梯地区を訪れた方のお土産に、うってつけです。

ホオズキについて調べていたとき、説明の一角に「実は食用にもなる」とあったのですが、半信半疑でした。
だって、あの紙風船みたいな実の中に入っている、赤いピンポン玉みたいな、ごくごく小さい実ですよね? そもそも食べるほど量があるの?……なんて。

瓶の中身は、光に透ける明るいオレンジ色。
半透明のその中に、細かい種のつぶつぶが浮かんでいます。
果たしてどんな味なのでしょう?

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ヨーグルトにかけて食べてみました。
甘くておいしい。
クセがあるかと思いきや、ほとんどありません。強い酸味もない。
ほんのりとさわやかさを感じる味です。

意外だったのが、実の丸い粒のかたちが結構しっかりとあること。
まるでぶどうのように、しっかりとした小さな球体が、ジャムの中にぎっしり詰まってます。そしてその中に、種がこれまたぎっしり。

色は鮮やかな黄色で、特に白いヨーグルトと合わせるときれいでおいしそうに見えます。

これは、予想外に……イケる!
珍しいものだし、味もいい。

 

ラベルの記載から調べてみました。
五色沼ガーデンファーム」は、福島県北塩原村裏磐梯地区の民宿やペンションのオーナーの方が組織し、地域活性化に取り組むグループ。
製造者として名前が記載されている小椋敏也さんは、民宿「リゾートインみちのく」オーナーだそうです。

東日本大震災後の2011年5月に食用ホオズキと出会って、栽培や研究を続け、今年2014年に製品化が実現したとか。商品として、出来立てホヤホヤです。

価格は100グラム500円(税込み)、170グラム700円(同)。同ファーム会員の宿泊施設のほか、今後は裏磐梯物産館、道の駅裏磐梯などで販売予定。問い合わせは小椋さん(電話0241・32・3000)へ。
2014.10.7 福島民友minyu-netより)

「リゾートインみちのく」ブログにも記載がありました。食用ホオズキ、初めて見ました。実が真黄色! みなさんでこんなふうに手作りしているようです。
食用ほおずきジャム(高原のトパーズ)完成----新聞記事になりました(2014.10.12 Sunday 07:40)

どこかで見かけたら、また買いたいものです。次回は大瓶で!

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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