ホオズキのジャム。
福島のお土産に、ホオズキのジャムをいただきました。
無農薬、有機肥料で栽培された食用ホオズキを使い、今年製品化が実現された珍しいものです。五色沼で有名な裏磐梯地区を訪れた方のお土産に、うってつけです。
ホオズキについて調べていたとき、説明の一角に「実は食用にもなる」とあったのですが、半信半疑でした。
だって、あの紙風船みたいな実の中に入っている、赤いピンポン玉みたいな、ごくごく小さい実ですよね? そもそも食べるほど量があるの?……なんて。
瓶の中身は、光に透ける明るいオレンジ色。
半透明のその中に、細かい種のつぶつぶが浮かんでいます。
果たしてどんな味なのでしょう?
ヨーグルトにかけて食べてみました。
甘くておいしい。
クセがあるかと思いきや、ほとんどありません。強い酸味もない。
ほんのりとさわやかさを感じる味です。
意外だったのが、実の丸い粒のかたちが結構しっかりとあること。
まるでぶどうのように、しっかりとした小さな球体が、ジャムの中にぎっしり詰まってます。そしてその中に、種がこれまたぎっしり。
色は鮮やかな黄色で、特に白いヨーグルトと合わせるときれいでおいしそうに見えます。
これは、予想外に……イケる!
珍しいものだし、味もいい。
ラベルの記載から調べてみました。
「五色沼ガーデンファーム」は、福島県北塩原村裏磐梯地区の民宿やペンションのオーナーの方が組織し、地域活性化に取り組むグループ。
製造者として名前が記載されている小椋敏也さんは、民宿「リゾートインみちのく」オーナーだそうです。
東日本大震災後の2011年5月に食用ホオズキと出会って、栽培や研究を続け、今年2014年に製品化が実現したとか。商品として、出来立てホヤホヤです。
価格は100グラム500円(税込み)、170グラム700円(同)。同ファーム会員の宿泊施設のほか、今後は裏磐梯物産館、道の駅裏磐梯などで販売予定。問い合わせは小椋さん(電話0241・32・3000)へ。
(2014.10.7 福島民友minyu-netより)
「リゾートインみちのく」ブログにも記載がありました。食用ホオズキ、初めて見ました。実が真黄色! みなさんでこんなふうに手作りしているようです。
食用ほおずきジャム(高原のトパーズ)完成----新聞記事になりました(2014.10.12 Sunday 07:40)
どこかで見かけたら、また買いたいものです。次回は大瓶で!