2014-11-28
月と夕焼け。
2014年11月5日(水)は、171年ぶりの名月「後の十三夜」が見られる「ミラクルムーン」と、事前に話題になっていました。
ですが、東京では当日、残念ながらくもりで、うわさのミラクルムーンを見ることはできませんでした。
むしろ、見事だったのは前日の11月4日(火)の月です。
十三夜の前の日だから、十二夜の月、でしょうか?
夕方外に出たら、夕焼けが澄んだバラ色に空全体を輝かせていて。
その中に、東の空から上った月が煌々ぽっかりと浮かんでいて。
「こんなまぶしい月、見たことない」と思うほどのものでした。
↓ちなみに、同じ日ほぼ同時刻の西の空がこちらです。
東京都中野区からは大気が澄んだ日しか見えない富士山が、ビルの谷間からピンポイントできれいに見えていました。
月や星が輝いてみえるのに、大気の状態が大きく関係しているのはまちがいありません。
どうしてそれが秋なのか?
昔からなぜ名月といえば旧暦9月(現在の10月)あたりなのか?
科学的な理屈はわからないのですがその美しさに、見れば納得、という気がします。
↓上から2番目の写真のトリミング拡大。
まだあたりは明るいのに、肉眼でも月の表面に模様が浮き出て見えるほど光っていました。
大気が冷えていくこれからの冬の季節、東京でも晴れた夜は、星がきれいにきらめいて見えるはずです。「寒いっ!」と思ったら夜空を見上げると、ちょっと晴れやかな気分になれるかも。
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