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2014-11-19

正解はない。間違いもない。

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かさこ塾祭り「KOLME」展示 2014.11.15 東京都練馬区

かさこ塾祭り「KOLME」展示。植物は左から、ローズゼラニウム、アカシア、ユーカリ、スカピオサ 2014.11.15 東京都練馬区

11月15日(土)16日(日)の「かさこ塾祭り」インタビュー・ショーでは、思ったよりもずっと多くのお客さんが来てくださいました。

インタビュー・ショーとは何か? 「インタビューしているところを、そのまま見せる」という意味で、インタビュー・ショーとしました。
普段、仕事の雑誌記事取材でライターとして行っている方法そのままでインタビューを行い、それを、人に見せようというものでした。
なにより、植物も好きだけど、人に話を聞いて書くという今の仕事も好き……そういう気持ちが高じて、出展に踏み切りました。

ブログで「植物好き」を発信している私が、十分な告知もせず、かさこ塾祭りでいきなりインタビュー・ショーをやるのは唐突で、当初から若干の無理と不安がありました。……が、観客ゼロにならずに済んだのは、おそらくこのイベントに来てくださった方々が個性的で有能な人に強い興味を持つ方達で、「対談を見せる」という形式の出し物と、親和性が高かったのだと思います。

皆様が書いてくださったアンケートを見ると、面白いことに気づきます。
書いてある感想が、てんでばらばらなのです。

「終始落ち着いて聞けた」という方もいれば、「笑えるところがあまりなくてつまらなかった」という方もいる。
かさこさんの「かさこ塾についての話がいろいろ聞けてよかった」という方もいれば、「かさこ塾以外についてのかさこさんの話が聞きたかった」という方もいる。
「ポテチの話が面白かった」という方もいれば、「ポテチの話が長過ぎました」という方もいる。

「面白かったです!」と書いてくださった方がいる一方で、自分が感じている「ここが弱い」と感じたところを、冷静にご指摘くださる方もいて……。

感想は本当に多様でした。つまり。
ただひとつの正解はないのです。そして、間違いもさほどはないのです。

それが、今回気づいた一番大きなこと。
ただただ、失敗を恐れる必要はない。
もちろん、もっとよくするために必要なことはいくつも見えている。

インタビューに興味をもってくださった方がおられた。
「インタビュー・ショー、やります」と言ったとき、「インタビュー、受けるよ!」と言ってもらえて、塾生やかさこさんにインタビューをして、自分としても今までにないシチュエーションで取材して、いろいろ考えるところがあった。
これだけでも、得るところが非常に大きかったと思っています。
リアルで人から反応をいただくことで、こんなに自分の心が動くとは思いませんでした。

自分の出展のために、万全の準備をととのえて早朝からやってきた人。
イベント全体を見て、冷静な助言をくれる人。
自分の出展に全力で創意工夫をこらす人。
一緒に参加した塾生の仲間のいろんな姿を見て、好きなこと、得意なことについても、理解が深まりました。

いろんな経験ができたかさこ塾祭り。
うまく行けば第2回が開催されるかもしれません。
そのとき自分が何をやっているのかはまだわかりませんが、おそらくきっとまた刺激的な楽しいイベントになりそうなので、そのときはブログでももっときちんとお知らせしようと思います。

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このブログを書いている人
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宮野真有(みやの・まゆ)

東京都練馬区在住。フリーランスのフォトライター。

「楽しんで」「長く続けられる」「自分らしさが発揮できる」文章を大切に、教える・聞く・書くなどの文章関連のサービスを個人向けに行っています。

またブログでは、「植物」×「写真」×「文章」の3つをキーワードに、ベランダガーデニングや公園散歩の楽しみを発信しています。

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