2014-09-12
秋の実探し。(ムラサキシキブの仲間)
日比谷公園ではハナミズキの実がついて熟したのを野鳥がついばんでいると聞いて、東京都練馬区の自宅のまわりを見てみました。でもハナミズキはまだ葉っぱがわさわさしているばかりで、実がつく気配もありません。
なんかほかに実ものがないかなーと歩いていて見つけたのが、上の白い実です。低木で、白い実がこんもりとついています。枝先の実はまだ緑色。「ムラサキシキブ」の仲間だとは思います。
実が白いままなら、シロシキブかな。
ムラサキシキブ(紫式部)は、秋に紫色の小さな丸い実をたくさんつける落葉低木。名前の由来は、『源氏物語』の作者・紫式部からのようですが、もともとは「ムラサキシキミ」と呼ばれていたそうです。シキミとは、「たくさんの実」を意味する言葉。見てのとおりですね。
英名は「Japanese beautyberry」だそうです。ビューティベリー!
このたぐいの「実」って、英語だとなんていうのか迷ってたんですが、berryでいいみたいです。
これから紫色になるのか? 赤くなるのか? 白いままなのか? その姿によってまた、名前がハッキリするかもしれません。
こっちは昨年まで紫色の実をつけていたのを覚えている別の株です。
実の色を彷彿とさせる、淡い紫色の小さな花が咲いていました。
咲き終わったものから、緑色の丸い実がついています。
今、花が咲いているということは、白いこんもりしたのとは別の品種なのかな?
花の形やつき方から見て、コムラサキのような気がしています。
名前は何であれ、かわいい姿。
実りの秋を感じます。
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