2014-08-22
スイレン(睡蓮)を探して。
「ペリカン噴水」というところにスイレン(睡蓮)が咲いているとの情報を得て、歩き回っていたけど見つからない。
日比谷公園の園内地図に乗っている心字池や大噴水、雲形池に比べると、ペリカン噴水はごく小さな水場でした。
教えてもらってみつけたら、なるほど、「このペリカンが目に入らんかー!」というぐらい、ペリカンでした。
中央にスイレンの花が咲いていて、放射状の水の曲線がその上をクロスし、背の高い水辺の植物や、大きさにメリハリのあるリュウゼツランを配して、小さいけれどなんかおもしろいスペースになってる!
写真撮ってみて、改めて「オシャレに構成されているな〜」と思いました。
日比谷公園にはいろんな歴史ある記念物があるので、ここも何かその類いかもしれません。
それにしても気になったのが、上の写真にも写っている「巨大なアロエ」みたいな、異質な多肉植物。
直径1m以上ありそうな巨大植物。SFに登場する宇宙生物でもおかしくない存在感です。
上の写真右のペリカンの後ろにも、別の株がありました。
調べてみたところ、リュウゼツラン(竜舌蘭)ではないかと思いました。
メキシコでは、この仲間であるテキーラリュウゼツランの樹液から、蒸留酒テキーラが作られるそうです。
純和風でも洋風庭園ともいいがたい、このセンス。好きですねえ。
欠点があるとすれば、ここも睡蓮の花のすぐ傍まで寄れなかったこと。やっぱりちょっと長めのレンズが欲しかったですね。
日比谷公園では、花壇と人の歩くスペースをくっきり分けているので、花が咲いていてもすぐ傍まで近寄ってしげしげと見られないことが多いようです。
でも、それをやっちゃうと草木の根本の土が踏み固められて、植物の生育にとってはよくないので、管理としては適切だと思います。
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