無料メールで、メールのバックアップをしておこう。
メールのバックアップ、してますか?
パソコンやサーバーにトラブルはつきもの。メールサーバーにも“絶対”はありません。また、メールソフトですべてダウンロードしている場合、パソコンにトラブルがあれば、データは吹っ飛びます。
“もしも”のときのために、予備の無料メールを1つか2つ用意しておき、自動転送をかけておくことをお勧めします。
「バックアップは2つ以上とっておく」が原則です。
このたびYahooメールに障害がありました。9月30日(木)の朝から10月4日の夕方まで約5日の間、すべてのメールがストップ。メールを受け取ることも送ることも、過去のメールを見ることも、知人や仕事先のメールアドレスも確認することができませんでした。
私はYahooメールをメインではなくサブとして、メールのバックアップ用に使っていて、それなりに影響を受けました。スマホとの連携がいいので、着信のチェックに使っていたのですが、それができなくなりました。
そもそも、Yahooメールでバックアップしはじめたのは、メインで使っているNIFTYメールに障害があったからでした。Webメールを便利に使っていますが、どこからでも送受信ができる反面、サーバーに障害があると全部がダウンするという問題があります。
仕事がらみで、「今、メールを、書類を送らなくちゃならないのに送れない!」「さっき来たあのメールの内容、もう一度見たいのに見られない!」「しばらく前にメールが来た、あの人のメールアドレスが今確認できない!」という事態が起こると、本当に困ります。
そのため、このNIFTYの障害のあとから、無料のYahooメールとGmailでバックアップ専用のアカウントを作り、その双方に自動転送をかける設定にしました。
ところが、今回のこのYahooメールの障害です。
「絶対に安全」ということはないのだと改めて思いました。
Gmailも同じでしょう。
使い勝手がいいので、Yahooメールで目的別にいくつかメールアドレスを持っていましたが、メイン以外はそこまで丁寧にバックアップしていないので、障害の間に届かなかったメールはそれっきりです。
ユーザーによっては、過去のデータに損傷があった方もいるようです。
最近はフリーランスや自営業の方を中心に、仕事のメインのメールアドレスがGmailやYahooメールという方も結構います。もしバックアップをとっていなければ、仕事の信頼にも響きます。
無料メールへの自動転送は、一度設定しておけば、放っておいても問題はありません。メールの受信量が多いと、たまにメールボックスがいっぱいになって受信できなくなるので、そこだけ気をつけてください。
バックアップは、違うサーバーでとるようにしましょう。
YahooメールのバックアップをYahooメールで、GmailのバックアップをGmailでとっちゃ、ダメですよ。
無料で、一度設定すれば手間いらずのメールのバックアップ方法。とりあえず始めてみてはいかがでしょうか?